
三度の飯よりも歴史が好きな、本の虫ならぬ歴史の虫。
勝手な解釈で、歴史をカジュアルにお届けします。
※記載の内容は勉強不足や独自解釈が原因で、史実とは異なる場合がございます。
テレビの前のよい子は、絶対に参考にしないでください。
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はじめまして。
今年最終日という記念すべきこの日に、
クリデブ初アップ!という晴れ舞台をいただきました
藪内ことヤブーンです。
ちょっとマニアックではありますが、
ボクは歴史(主に日本)をトピックに、
歴史上のヒト、モノ、コト、バショに着目し、
投稿していきたいと思っております。
はい。
それでは、はりきって参ります!
どうぞよろしくお願いします!
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では、記念すべき一回目・・・
今回のテーマを発表!
「いま、日本でいちばん熱い兄弟・・・
宇宙兄弟でも、吉田兄弟でも、ましてやコーエン兄弟でもない。
それは、四国の英雄“秋山兄弟”!!」
ということで、お送りいたします。
2009年からNHKのスペシャルドラマとして
放送されていました「坂の上の雲」。
ファンの間では、
ここ数年の大河ドラマより評価が高いと言う声も聞こえてくる程、
役者も脚本も演出もすばらしかったドラマです。
制作費も大河ドラマを凌ぐ規模!NHKの本気です。
その「坂の上の雲」(ファンの間では通称「サカグモ」)の主役が
“秋山兄弟”なのです。
我が故郷・四国松山が誇る英雄です。
(ちなみにボクはうどん県ですが、四国は四つで一つということで)
今、巷では、
「宇宙兄弟」なるものが流行っているそうですが、
四国では“秋山兄弟”より有名な兄弟はおりません!
この“秋山兄弟”。ざっと説明すると、
明治維新から日露戦争の時代にかけて、
大日本帝国の陸軍・海軍をささえたスーパー兄弟。
もう少しくわしく言いますと、
お兄ちゃんの“秋山好古”

騎兵第一旅団長として、
当時最強の騎兵隊といわれたコサック師団と互角に戦った、
「日本騎兵の父」とよばれた陸軍軍人。
(↑騎兵隊を率いる好古。コサック師団と互角に戦う)
天才の弟“秋山真之”。

「智謀、湧くがごとし」と言われ、
大日本帝国海軍の連合艦隊のブレーンとして
当時世界最強といわれたバルチック艦隊を破る作戦を編出した海軍軍人。

つまり、この兄弟。
世界最強をことごとく打ち破った、
日本のスーパー兄弟なのです。
しかも、あろうことか、兄弟そろって男前。
左:好古(兄) 右:真之(弟)
お兄ちゃんなんて、フランスの留学先でヨーロッパ人に間違われたり、
フランスの女の人にキャーキャー言われたという逸話まであるくらい。
もう付け入るスキのない、パーフェクトな兄弟なのである。
ちなみに、ドラマでは、兄を阿部ちゃん。弟をもっくん。
これは完璧なキャスティングでした。
世界に誇るリアル男前兄弟 → 左:好古(兄) 右:真之(弟)
ちなみに、このドラマの原作はすでにご存知かもしれませんが、
“巨匠”司馬遼太郎による小説「坂の上の雲」。
「龍馬がゆく」に匹敵するほど人気のある作品ですが、
どうしてそこまで人気があるのかというと、
この当時の日本人は、今と違って、
世界を相手に堂々と渡り歩いているからなのです!
文化レベルや国際感覚は、
世界に追いついているとは言い切れませんが、
外交の際の態度や生き様が、ものすごく堂々としています。
この「坂の上の雲」の時代(明治〜大正)こそ、
日本人が最も堂々としていた時代であり、
日本が最も誇るべき時代なのではないか
と思う次第です。
このドラマには正岡子規(香川照之)、東郷平八郎(渡哲也)など、
誇るべき日本男児がその他にもたくさん登場します!
見逃した方は、DVDもありますし、
今週金曜日(12/30)に最終回の再放送もありますので、是非チェックしてみてください~。
日本人の誇りを見つめ直すいい機会になりますよ!
まだまだ語り尽くせませんが、
あまり長くなると気持ち悪くなりますので、今回はこの辺でやめときます。
ちなみに・・・
ボクはこの正月休みに、
“秋山兄弟”の生まれ故郷「愛媛県松山」にいってきます!
もちろん、目当ては「坂の上の雲ミュージアム」。
こちらはまた年明けに、「秋山兄弟(番外編)」ということでお送りします!
乞うご期待ください。
長々となりましたが、
これからも随時、歴史の小ネタをアップしていきますので、
ヒマな時にでも見ていただけたら幸いです。よろしくお願いします!
それでは、乱筆乱文、これにて失礼
“歴史の虫”ヤブーン