2012年6月27日水曜日



お久しぶりでございます!!
リモコンの8が押せません、再開です!


最近のマイリモコン、『8』よりも『7』の方が押しても反応しませんでした。
なぜでしょう。


テレビ東京って合間合間にちょいちょい見たくなるのね、
いわゆる『ザッピングチャンネル』






ところで私、テレビドラマはもう『カーネーション』以来萌えておりません・・・。








あんなに朝が待ち遠しかったことありませんよ。なんてったって
朝7時半からBSで見て、8時からも見て。週末土曜日BSで一気に見て・・・。
アホ?私アホ?


でもいけませんね、これぞまさしく燃え尽き症候群。










2012春ドラマには打ち切りドラマがあったりがありましたけど・・・(涙)






やっぱりテレビには
ドラマが必要なんですよーーーー!!!!


という訳でこの2012夏ドラマ、かいつまんで勝手に時事放談ーーー!

↑こちらYahooの夏テレビドラマガイド。わかりやすいですね。

この中で非常に気になる・・・
ある意味『やゔぁい』ドラマを
勝手にランキングして解説させていただきます!






まずはやゔぁいドラマ第3位!

『走馬灯株式会社』TBS 


理由はですね、なんてったってもうすぐ始まるドラマなのに
出演者が香椎由宇しか決まっていないところ!!!笑

これは結構危ないです。やゔぁさで言ったら綱渡りレベルです。
でも一話完結テイストなので、謎めいたトーンなドラマだけに
ある意味登場人物を教えないということかもしれません。
それかゲスト出演者をネタだけに引っ張るドラマにしちゃうわけ?
おそらくバーターだらけな気がしますが。
まあ深夜枠ということなんで、結構視聴率が悪くても気にはされません。
香椎由宇、出産復帰第一作なのでタレントに変な汚名を着せさせたくないという裏を読んでマス。


そしてやゔぁいドラマ第2位!
『ビューティフル・レイン』フジテレビ

これ、前回のオダギリジョーさんの家族ドラマでこけちゃったから、
今度は芦田愛菜ちゃんでマルモリさせたい魂胆が・・・いやもとい。
泣かせよう魂胆が・・・いやいや、もとい。

なんだ、どうしたフジテレビ。
私の中で最近めっきりがた落ちよー。パクリでも面白ければいいのよ〜。
夏ドラマっていうのはですね、いつも名作が生まれるんですよ。
『ロングバケーション』『101回目のプロポーズ』『ビーチボーイズ』なんてね。
なんか最近のフジテレビ、あんちょく?
これ視聴率取れないとまた叩かれますよ。。。



断トツでのやゔぁいドラマ第1位!!!!!
『GTO』!!!!


いる!?
ねえ、このドラマいる!?

なんであえてグレートティーチャー鬼塚を
もっかいやる?それもしょぼいキャストで!?


・・・・・毒、はきました。



確かにプリンセスプリンセスとか米米クラブとか再結成ブームっていうのはありますが、
それとは違うぞ!!

昨年の夏『イケメンパラダイス』を、堀北真希→前田敦子でリメイクしたのを覚えてないんですか?
それが惨敗したことも忘れちゃったの?

反町隆史→AKIRA
松嶋菜々子→瀧本美織


この時点で・・・なんかもうダメな気がする。






どうかいいドラマを!


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速報!!

GTOの初回視聴率が、なんと15.4%!!!! あっれ〜?

・・・皆楽しんでたのか、GTO。
 






2012年6月26日火曜日

「リアルに聞いたリア充」 vol.33







-東京ちゃん(とうきょうちゃん、英語表記:Tokyo chan)は、
 東京に行ってええかっこをしている人に対するジェラシーと
 地元を捨てたことに対する軽蔑を込めた上京した人のことを称する関西弁である。-
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とある、らーめん屋の行列にて。
前に並んでいた大学生らしい男ふたりの会話(実話)。


男A:きのう、
       奈良岡と飲み行ったんだけどさぁ


男B:ならおか?
         奈良岡って
         誰だっけ?


男A:えっと
      ハリネズミみたいなやつ


男B:ぜんぜんわかんね
         もっと
         なんか
         わかりやすい特徴とかねぇの?


男A:なんだろうな…?
         あー、
         やせてる


男B:あー、
         細いんだ。

     で、
         楽しかったの?


男A:まー、
         いっぱいいたからね
         ほかにも。


男B:なんだ、
         ハリネズミとふたりじゃねえの?


男A:ちがった

         きのうのは
         リア充グループ!


男B:マジかよ

         あれ、まだやってんの?


男A:てか
         リア充グループ楽しいじゃん


男B:おめぇ、勇者だな!


男A:まぁ、勇者っていうか、
        勇者かどうかってどぅやって
        決まんのかわかんねぇけど、
        いまんとこ勇者だな。


男B:うぇーい!!
  席空いたから
        とりあえずらーめん喰おうぜ!

     ・
    ・
    ・
(もっと聞きたかったのに行列が進んでしまいました)


いやいや…
ほんまにリア充なんて使う人
おんねんなー、
しかし。


たしかに
「りあじゅう」って入力→変換したら
「リア充」って出るもんな…


東京、TOKYO、トーキョー!
なんやねん、
「勇者だな」って?!


リア充爆発しろ!
(↑こんな使い方も実際あるそうです)


興味がある方は、

こっちか、



こっちもどうぞ!







2012年6月22日金曜日

『平清盛②』保元のLAN

※文科省非公認
三度の飯よりも歴史が好きな、本の虫ならぬ歴史の虫。
勝手な解釈で、歴史をカジュアルにお届けします。
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更新がつい遅れがちになってしまい、
どうもいかんな~と思う今日この頃です。
(一週間遅れてます・・・すみません)
前々回に取り上げました「平清盛」。
あの頃は、NHK大河ドラマが、
まさかこんなありさまになっているとは想像もしませんでした・・・
(個人的には、めちゃくちゃおもしろいのですが)

『平清盛・・・ついに視聴率1ケタ!』
http://www.daily.co.jp/gossip/article/2012/06/05/0005110647.shtml

というわけで、応援という意を込めて、
引き続き「平清盛② 保元のLANって」をお送りします!


まず、平氏・源氏を語る上で必ず通るできごと。
それが、「保元の乱」&「平治の乱」
               (保元合戦図屏風)
学校で習った勉強では、
●1156年 イイコロ(いい頃)起こった、保元の乱。
●1159年 ヒトビトゴクロウ(人々ご苦労)さん、平治の乱。
といった、みょうな語呂合わせで、無理矢理覚えたりもしましたが、
こうやって覚えないといけないほど、必ずテストに出る歴史できごとのひとつです。
とは言え、何が起きたの?とイマイチよく分かっていないのも事実。
(このあたりの難解さが、低視聴率にもつながっているような気が)

という訳で、ぼくの知識の範囲で、
これらのできごとをとてもカンタンに解説したいと思います!
(第一弾「保元のLAN、第二弾「平治のLAN」)
では、本題に入っていきます。
ーーーーーーーーーー
王家のお家騒動が発端に!
時代の有力者たちが一族を分裂しての争いに!
「保元の乱」


発端は王家の兄弟の問題、兄:崇徳上皇と弟:後白河天皇の争いなのです。
そもそも、前代の天皇が崩御された時、
鳥羽上皇(この乱で争うことになった兄弟の父親)のもと、
皇位継続問題をなかば強引に「強行突破で法案成立!」てな具合で、
天皇の座についたのが“与党サイド”の天皇方。
(与党である後白河天皇)
対して、
かつて、天皇の座から退位させられて不満たっぷりの中、
院政を利用して政局への返り咲きを図っていた“野党サイド”の上皇方。
(野党である崇徳上皇)
という構造がありました。
そして、鳥羽上皇が亡くなったことがきっかけとなります。
(ふたりの父親である鳥羽上皇)
疑惑の皇位継承問題の仕掛人がいなくなったということで、
野党である上皇方がふたたび主権を取り戻そうと動きはじめます。


与党である天皇方は、この野党の疑わしき動きに対して、
「やつらに謀反の疑いあり!」と言いがかりをつけた訳ですね。
(革命となるか謀反となるかは、歴史上いつも結果次第ですが)


そして、さらに、
当時の有力者たち(貴族、武家たち)も、これら王家のどちらにつくかで大分裂。
(もともと分裂しかかっていたこともあり)


一族が、突然、敵味方に分かれて戦うという悲劇の乱へとなっていくのです。


これらの対立構造を図式にすると、こんな感じ。


     (与党)      (野党)
【王家】 後白河天皇(兄)vs 崇徳上皇(弟)
【藤原氏】藤原忠通(兄) vs 藤原頼長 (弟)
【平氏】 平清盛  (甥)vs 平忠正 (叔父)
【源氏】 源義朝  (子)vs 源為義 (父)

まさに、それぞれの身分において、一族同士が分裂しての戦いとなったわけです。
(↑藤原家 兄:忠通 vs 弟:頼長)
(↑平氏 甥:清盛 vs 叔父:忠正)
(↑源氏 子:義朝 vs 父:為義)
一族の血を絶やさないために、
敢えて敵味方に分かれどちらかが生き残るようにしたこと。


仕えてきた上司である殿同士が対立したことにより、
その部下は親子分かれて闘わなければならなかったこと。


このあたりのお涙ちょうだい的な演出は、大河ドラマでうまくやっていました。
こんなことは、学校で習う歴史では、ほとんど教えてもらっていませんよね。

「いい頃起こった(1156年)」のように、
単純な語呂合わせでは済ませられない、
悲劇的なできごとであったことがわかりますね。

以上。「保元の乱」の経緯を、ざっと振り返ってみたわけですが、

歴史の必須問題として覚えなければいけないほど、
この乱のどこに、そんなに歴史的価値があったのか?
ということです・・・(やっと核心にせまれます)


この乱がもたらしたもの、それは、
勝ち負けを決めるのは、結局、
武士の働きによるものだったいうことなのです。
(実際戦っているのは武士だから、そりゃそうなるわけです)


これこそが、きょうの
なのです!!!
つまり、
王家や貴族がとりしきっていた政治や権力に、
武士の力(武力)が必要とされてきた!
ということ。


要するに、この乱のおかげで、
武士の身分が上がることになったのです。



これ以降の時代(すべてとは言い切れませんが)、
武士中心の世の中へと変わっていくわけですね。
(鎌倉時代、戦国時代、江戸時代をみればそうですよね)


それまでは、むしろ、
武士は野蛮人とされ見下されていたくらいですから、
これは大きな変革となったわけなのです


という訳で、長々となりましたが、
第一弾「保元の乱」については、この辺りで終わります。

次回「平治の乱」へと続きます。