2011年4月26日火曜日

ロイヤルウエディングですよー!








さてさて皆さん、まもなくGWが来ちゃいますよー!



今年のGWは、おそらく29日から始まると思いますが
その29日は、ロイヤルウエディングー♪
他国とはいえ、久しぶりにハッピーはニュースですよね。



お相手のケイト・ミドルトンさんて・・・
めっちゃ美しい!!!

モデルか女優かと思うくらい。





















・・・やっぱりダイアナみたく美人じゃないと王妃になれないだろうな〜
チャールズ皇太子の不倫相手or今の奥さんのカミラ夫人・・微妙だし。




あ、ちなみに婚約指輪※は
45億円だとか!(それくらいの価値になってるらしい、とのこと)

※ダイアナ妃の形見の指輪ですな。


サファイアでかっ!






















石、重そう。

ケイトさん、ダイアナさんより指が細くて
さらに宝石が重すぎて、指から指輪が落ちてしまいそうだとか。
なのでリングの裏側にもうちょっと宝石を足して落ちないようにしてるんだって!


・・・もっと重くなりましたケド。


サイズ直さないんだね、やっぱり。ダイアナさんへの敬意?かな。


しかし・・・どんだけでかいんだ、この指輪。


さてさて指輪の次はドレスでしょ。























ダイアナ妃のドレスはエリザベス&デビット・エマニエルという
新進デザイナーだったということで。
ロンドンでは今回は、どのデザイナーの手がけたものなのか
賭けが行われているらしい。

しかしこのドレス、私は子供の頃テレビでみて思ったこと。
それは・・・


重そう〜・・・
















やっぱりロイヤルウエディングは重さ勝負だわ。

これからケイトさん
もっともっといろんな重たいものをしょっていくんですものね!
ガンバレケイト!

あ、これ、もちろんテレビで生中継!!

川島なお美さんとパティシエ・鎧塚俊彦さん、市川海老蔵と小林麻央など、
軒並み大御所タレントさんたちとの中継と同じようにw
日テレで生中継です!!

やるなー日テレ!



2011年4月19日火曜日

「港区のガードレール」 vol.20








-東京ちゃん(とうきょうちゃん、英語表記:Tokyo chan)は、
東京に行ってええかっこをしている人に対するジェラシーと
地元を捨てたことに対する軽蔑を込めた上京した人のことを称する関西弁である。-
---------------------------


センスのない街=トーキョー。



適当な地方都市から、あいまいな理由で
この街にやってきて、学び、働き、住む。


その行動のことは「上京」という単語で表現できるが
標準語を必死でマスターし、
使いこなすことで

「上京している感覚をみんなでなくそう運動」をしている街。


ふるさとのことが
すごいキライな訳でもないけど

あてもなくこの街に吸いよせられてくる人々。


国内外から集まってくるたくさんの人たちが
入れ替わりで、
出たり入ったりするため

都市のグランドデザインがとにかく未成熟で
いわば街に「文化」がない。


「文明」は距離を超えて
今や、すごいスピードで伝播していくが、

「文化」はその土地で長い時間をかけて
培われていくものであるため、
境界線を超えることがない。


その美しい「文化」のひとつが、
ことば(方言)であり、
ファッションであり、
そこに住む人々みんなで守っている
街並みである。


これは「アリ」で
これは「ナイ」という
肌感覚というか、

判断基準のレベル感が、
その街の文化を形成する。


東京都港区………。

森ビルによる
六本木ヒルズや、アーク、愛宕グリーンヒルズ。

三井不動産による
東京ミッドタウンや、赤坂サカス。

などの大規模再開発をはじめ

民放5社、すべてのテレビ局の本社が集積する

「ザ・シティー・オブ・キャピタル! T.C.O.C」



そのガードレールがっ、


↓これ、















↓これ、




















↓これ、




















↓これ、




















なんじゃこの色?!


これでえーんか?

トーキョー港区!!!!




↓ふつう、こうやろっ!!



















(文化の薫り高い、
 神戸市東灘区岡本のガードレール)

2011年4月12日火曜日

田植えの準備2







(田植えの前の大事な準備「苗代づくり」。
いよいよ籾を撒いていきます。)



籾(種のこと)を水につけて発芽させ、
苗箱に土を入れたら、「籾振り器」という
機械で籾を撒いていきます。

↓赤い機械が籾振り器
















ハンドルをギコギコ回すと、箱がスライドして
その上に均等に籾が撒かれるという仕掛け。
















撒き終わったら、ビニールハウスに
すき間なく並べていきます。
















この箱、1つで大体3kgあるので、
気をつけないと腰に…(イテテ)
















箱を並べ終わったら、息つく暇もなく
水をまいていきます。















この水まき、全ての箱に水を多すぎず・
少なすぎず、均等にまかないといけないので
意外と神経を使うようです(まだ教えてもらっていない)

この作業の間
、家中で水の使用が禁じられます。
(水圧が下がるので。)


※撒いているのは水道水ですが、
 安全はその日の報道で確認しています。


水をまいてしばらくしたら、
丈夫な芽を出すよう今度は箱の上から
土を撒いて種が見えないように。















そして最後に、通気用のシートと、
















保温用シートをかぶせて、
この日の作業は終わりっと。
















後は芽が出るまで時々シートをめくって、

水を撒いてあげるだけです。




ところで、
なんで直接田んぼに種を撒かないで

こんな面倒なことをしているかと言うと、

・籾を直に撒くと、鳥や魚に食べられる。

・根が充分に育っていない状態で水を流すと、
 籾も流されてしまう。

・春先は気温が安定しないので、均等に
 発芽しなかったり
成長しなかったり。
  ↓
 均一な品質で、いっぺんに収穫できず非効率。

…など、色々な理由があります。

たくさん収穫しようと思ったら、
その分作業が増える、ということのようです。

(終わり)


2011年4月11日月曜日

田植えの準備







毎年この季節は農家にとって忙しく、

また楽しい季節。
田植えの準備が始まるシーズンです。


原発の事故が明らかになって以来、
北関東の農産物には色んな風評が立ち、
田植えの準備もどうすれば?

という感じだったのですが、
川一本はさんで出荷制限のかからなかった
埼玉の実家では、例年通り 田植えの準備が
始まりました。



話題がそれますが、
ほんの1〜2km離れた茨城県側でとれた
出荷制限がかかっているのに、
うちの街でとれた野菜は何もなく出荷されていく、
という状況を目撃しました。


関東北部と中部のちょうど間にいると、
世の中の反応は過敏 すぎるように思います。


出荷制限をするにしても
県単位ではなく、
市町村単位でやらないと影響が大きすぎるような。


まあ、徐々に制限が緩和されてきて
いるようなので、
ACのCMが言うようにデマに惑わされず、
安全が確認されたものについては、普通に食べて頂ければ…

…という農家からのお願いでした。

(広告会社のブログなのに…)



* * *


いま行われている田植えの準備は何かといいますと、
「苗床づくり」という作業です。



日本の田んぼに植えられる大半の稲は、
直接地面に撒かれるわけではありません。

最初にビニールハウスの中で、 小さな箱で
有る程度の大きさ(苗)まで育てた後、
田んぼに植えていくのです。

その苗を作る作業が「苗床づくり」です。












(常夏状態のビニールハウス内…春なのに暑い…)


まず「苗箱」と呼ばれる、幅60×奥行30×高さ

3センチ(規格で決まっています)の箱の中に、
養分の入った土を均等に詰めます。
















この箱に入れる土は、震災前に袋で買ったものです。
なので原発由来のものは、この中には入り込んでいません。

(多分ですが、農協に出荷する用のコシヒカリを作っている

農家は、買った安全な土使っていると思います。)


















同時に、「籾」(種のこと)を発芽マシーンに
入れて芽を出させます。














発芽マシーンには水を使うのですが、
それも地震前にとったものです。

近くから見ないと分かりづらいのですが、
殻から飛び出ている白いのが稲の芽。


















今年は春先の低温と、計画停電で発芽マシーンが

止まったりしたせいで、芽がちゃんと出るか
ヒヤヒヤものだったようですが…発芽しました。

この籾を、この赤い機械を使って撒いていきます。

















(写真が1回で上げきれないので、次回に続きます)

2011年4月7日木曜日

23










彫刻作品には鉄、木、石などいろんな素材が使われますが。

この作家さんが彫るものは「本」。



↓Clickして拡大↓





























自ら収集した古書や貴重な本を素材に“彫る”。

筆者の言葉がつまったものを、壊してまた再生する。

そうすることで「読む」以外の新しい関係性を探っているようです。

もしくは、文字につまった「意思」を解放しているようにも見えます。



↓Clickして拡大↓
































パーツごとに切り取られた本と文字を見ていると、

そのなかにつまっていたたくさんの情報、人に伝えようとする思いの

「質量」が感じられて、とても興味深い体験でした。



全体的に色が極限に抑えられ、

「言葉」と「作者」と「見る者」の関係性がより際立っていたと思います。




んが、

個人的にはなんか一筋でも色があったらより面白い気もしました。

そんなことしたら、まあ、だめなんでしょうけど。




2011年4月6日水曜日

22

ニューヨークタイムズ紙に掲載された

今回の地震を描いた水木しげるさんの絵

どの写真や映像見るよりも、衝撃的で現実的に感じました。

こんなことが起こってなければいいのに、と願っていた自分の甘さを

平手打ちされた感覚。

そして、水木しげるにオファーした

ニューヨークタイムズのアートディレクター。

おそるべき造詣の深さです。












こんな春が来るとは考えてもいなかった去年暮れ、

『スパッタリング』という技法を使った絵画作品の展示へ行きました。















スパッタリング。

筆を振ったしぶきで絵を描くものかなと予想してたけど

この作家さんは、絵の具をつけた筆を指ではじいて、

後でサンドペーパーで削って平にする…を

繰り返して描きあげているそうです。

すごい作業量。


だから見た事のない風合いがでるんですね。


↓クリックして拡大↓











その独特な色層は、例えるなら「絨毯」。

しかも応接間に敷かれてるような、しっかり目の詰まった高いヤツ。

あれを連想する。とにかく不思議。



↓クリックして拡大↓











今回はフィンランドに取材へ行き

インスピレーションを受けてきたそうです。

たしかに寒い国の温かいお部屋を見ているよう。

『スパッタリング』の技法もはまっています。



洋室の壁紙のような背景とか、

おもちゃや外人の子供など登場人物が一見かわいらしくて好きですが

なんともいえないシュールさも漂います。

ちょっとこわい。


でも欲を言ってしまうと、

このシュールさ、不思議さがわざとらしい。


たぶんこうしたら不思議な世界観にみえるボタン知ってるんだろうなぁ。




実は前回も展示を見ていて、そのときちょうどご本人がいました。

知人なのか関係者なのか初老のご夫婦とお話ししいて

モチーフはどうしてるのかとたずねられていました。

それはわたしも気になっていたので(外人の子供とかだったし)

聞き耳をたてていると(行儀悪)

予想もしていない答えが帰ってきました。




「気になったポストカードや写真を見て描いている」





・・・・・・・・・・浅っ!! 


カルチャークラブのおばはんか! あ、失礼でしたね。

とにかくそれを聞いて、大がっかりで帰りました。


いくら作家でもコンセプトの説明って大事だな…改めて実感。

それを聞く前と後ではぜんぜん違う印象だわー


今回はちゃんと取材に行ったお陰か、ぺらぺらではないように思えましたが

でも、わざとらしさを感じるのはなんでだろう。。

もしかしたら、よくある世界観をぎりぎりこの技法でごまかしてるのかしら…


とにかく、しっくりこないのにまた見に来てしまったということは

この表現に魅力を感じてるんだろうな。

なんかくやしい。



画像ソースhttp://ex-chamber.seesaa.net/article/173202582.html