
(田植えの前の大事な準備「苗代づくり」。
いよいよ籾を撒いていきます。)
籾(種のこと)を水につけて発芽させ、
苗箱に土を入れたら、「籾振り器」という
機械で籾を撒いていきます。
↓赤い機械が籾振り器

ハンドルをギコギコ回すと、箱がスライドして
その上に均等に籾が撒かれるという仕掛け。

撒き終わったら、ビニールハウスに
すき間なく並べていきます。

この箱、1つで大体3kgあるので、
気をつけないと腰に…(イテテ)。

箱を並べ終わったら、息つく暇もなく
水をまいていきます。

この水まき、全ての箱に水を多すぎず・
少なすぎず、均等にまかないといけないので
意外と神経を使うようです(まだ教えてもらっていない)。
この作業の間、家中で水の使用が禁じられます。
(水圧が下がるので。)
※撒いているのは水道水ですが、
安全はその日の報道で確認しています。
水をまいてしばらくしたら、
丈夫な芽を出すよう今度は箱の上から
土を撒いて種が見えないように。

そして最後に、通気用のシートと、

保温用シートをかぶせて、
この日の作業は終わりっと。

後は芽が出るまで時々シートをめくって、
水を撒いてあげるだけです。
ところで、
なんで直接田んぼに種を撒かないで
こんな面倒なことをしているかと言うと、
・籾を直に撒くと、鳥や魚に食べられる。
・根が充分に育っていない状態で水を流すと、
籾も流されてしまう。
・春先は気温が安定しないので、均等に
発芽しなかったり成長しなかったり。
↓
均一な品質で、いっぺんに収穫できず非効率。
…など、色々な理由があります。
たくさん収穫しようと思ったら、
その分作業が増える、ということのようです。
(終わり)
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