2011年9月16日金曜日

「東京大使館ランキング」 vol.25








-東京ちゃん(とうきょうちゃん、英語表記:Tokyo chan)は、
東京に行ってええかっこをしている人に対するジェラシーと
地元を捨てたことに対する軽蔑を込めた上京した人のことを称する関西弁である。-
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東京の大使館って、
なんでこんなええとこにあるんやろ?

そう思って調べてみたら、
大政奉還で江戸に屋敷がいらなくなった
諸大名の大屋敷が売りに出されて、
それを開国後、
諸外国が大使公邸として手に入れたから、
一等地ばかりにあるらしい。


アホくさ、幕末、江戸時代!!



東京に来て、
しばらく大使館を見つけては、
写真撮って集めてたんやけど、
門のとこに監視カメラと警備員がいて、
この企画成立せぇへんのちゃうか?
と思いつつも、
集めた写真を紹介するぜぇーっ!



東京大使館ランキング第3位

オランダ大使館!

ネーデルランドならではの色づかい、
庭の植栽、門構えのセンス!
さすがクリエーティブ王国。
























↑神戸の異人館みたい






































































東京大使館ランキング第2位

フランス大使館!


閑静な広尾(住所は南青山)の邸宅地で威光を放つ、
さすがは略奪美術館(ルーブル)に
ガラス製の逆ピラミッド建てた国。

ヤフオクで売ってないかな?

























↑エンブレムがオシャレ























































































東京大使館ランキング第1位

英国大使館!


なんなん、このデカさ! (←Google map参照)
このお金のかけ方?
王室の流儀?
衛兵交代ショーでもするんかおもうほど立派な門構え!
























































桜の季節にぜひ日本に来てよね、
ケイティーーー!

















やっぱり、

幕末に日本との貿易で稼いだ国ばっかりが
立派な建物になってるのは
当然の成り行きなわけ、

ぜよ。

2011年9月9日金曜日

KARAのくに紀行








今回はあまりニッチでもないし、今更感のある話題なのですが、
先日、初めて韓国(主にソウル)に行ってきたので、その話を。

2泊3日の弾丸ツアーだったのであちこち回れた
わけではないのですが、感想としては、

 近い!(成田から2時間半)
 便利!(下手な英語より日本語の方が通じる)
 安い!(ブランド品から雑貨まで日本より安い)

ここら辺はありきたりな反応ですが…

それより、何より、

 元気!(景気が良さそう)


実際は不安要因もあるんでしょうけど、
経済に勢いがあることが説明されなくても分かる。


例えば、埋め立てドンドン。

↓インチョン空港~ソウル間、向こう数キロ干拓中?













建設ジャンジャン。

↓高層マンションが百棟単位で建てられてます。













夜更かしウジャウジャ。

↓平日の午後11時ぐらいなのに、凄まじい人出。














中国の景気や不動産市場がうんぬんという話は

よく聞きますが、韓国経済も日本に比べれば
圧倒的に調子がいい感じがしました。


バブルの時期ってこんな感じだったのだろうか…?
(景気のいい日本を知らない世代)



その一方で、この国がまだ戦争中であることを
思い出させてくれるイベントも。

ソウルでは(他の場所は不明)2ヶ月位1回くらい、
「北韓(=北朝鮮)」が攻めてきたという想定で
真っ昼間に避難訓練を実施しているそうなのですが、
運良く?それに遭遇。

サイレンが街中に響き渡ります。

↓青瓦台前。分かりにくいですが避難中。モタモタしてると黄色い
 腕章をした人たちに無理矢理ビルの中に入らされます。














↓避難訓練と言っても屋内退去をすればいいようで、
 地下の本屋が大盛況になっておりました。















司馬遼太郎先生の「街道をゆく」シリーズに

「韓(から)のくに紀行」という巻があって、
韓国の農村を巡って日本と似ていたり似てなかったり
するところが書き連ねてあるのですが、

日本で言われたり書き込まれたりしている程には
精神的・文化的な断絶は感じなかった
というのが、トータルな感想でした。

(「海外旅行」って感じではないけど、
毛嫌いする人ほど一度行ってみるべきでは。)




まあ、日本との国際線内でも、
竹島と日本海の表記を直さないあたりは
流石というか何というか。。。

2011年9月5日月曜日












観劇No.45

劇団一の会「坂口さんの秘密の小部屋」 2011.8.6.sat ONE'S STUDIO

★★★★☆


失礼な話、軽い付き合いで観にいったこの公演がめちゃんこ面白くてですね。

帰り道「見くびってごめんなさい!」って心の中で唱えてました。


そしてほんっとーーーに失礼なんですけど、

坂口さん役の坂口さん、おハゲになってるんですけども、

生まれて初めてハゲててもかっこいい日本人イターーー!!って思いました。

(ああもう、すんごい、すんごい褒め言葉ですから…)



ある日、小学校の仲良し3人組が裏山へいくと謎の洞窟がありまして。

そこにはブリーフ一丁のハゲたおっさんが住んでましてね、

本人「ドラゴン」って名乗るんですけど、ブリーフに「さかぐち」って書いてありましてね、

子どもたちは「坂口さん」って呼ぶようになりました。


坂口さんは自称宇宙人でね、UFOが不時着して壊れたため星に帰れないんですって。


子どもにお金ねだったり、服や食べもの持ってこさせたりと

どうしようもない坂口さんなんですが、

なんだか…「持ってる感じ」がするんですよね…


なにかを教えてくれているようでなにも教わってない。

そんな坂口さんと子どもとの関係がおかしかったなー。



時が経って、坂口さんの事も忘れて、でもあるきっかけで思い出して、

大人になった3人はあの洞窟を訪ねてみるんですね。

なんともノスタルジックじゃないですか。

そこで坂口さんに関する衝撃的事実が発覚するわけなんですが、

もうね、感動すら覚えるその流れ。

坂口さんは相変わらずブリーフ一丁ですけど、やっぱりかっこいいんだな。


子どもの頃の素敵な思い出、私もいっぱい忘れているんじゃないかな。

思い出したいな。


なんて、純喫茶にでも入りそうな勢いで昭和にひたってしまった、

とても素敵なお話でした!




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観劇No.46

「ROCK MUSICAL BLEACH」 2011.8.13.sat シアタークリエ

★★★★☆












ジャンプで連載の「BLEACH」が10周年だそう。

それに合わせて復活したロックミュージカルブリーチ!

キャストも一新した、新生ブリミュを観て来たおー☆


キャスト一新といっても、ルキアだけは引き続き佐藤美貴さん。

ルキアを演じられるルックスと歌唱力をお持ちの方、なかなかいませんもんね。


ストーリーはオリジナル。


空座町に赤い月が出現。

調査に乗り出した死神が相次いで殺されるという事件が起きます。

犯人は人間の射真。

人間でありなが斬魂刀で死神を斬る射真を止めるため、

護廷十三隊が動き出しますよそうですよ。


さーてここの注目所は、ブリミュ初登場の京楽隊長と浮竹隊長!


特に京楽隊長なんかチラシ見たらもう本人じゃん!っていう。

似過ぎでしょwww っていう。

実際動いてるの観たら声までそっくりっていう。

ナイスキャスティングですね!


浮竹隊長を演じるのはバレエダンサー西島千博さん。

といえば、池袋WGPだし真矢みきさんの旦那さん。

さすがプロダンサーだけあって、身のこなしが美しいのなんのって。

くるっくるまわる浮竹隊長の華々しさとインパクトたるや凄まじかったですよ。

正直、今、浮竹隊長のピルエットしか覚えてないもん!



全体的に言えば、歌が前キャストよりパワーアップしてたかな。

ミュージカルなんだし、歌が上手なキャストが揃ったのは素敵です。

射真役の新納さんの歌には痺れました!


これ今後続くんですかね?

オリジナルストーリーとなるとなかなかなー。

BLEACH最大の盛り上がりは、やはり尸魂界vs愛染だと思うので。

なー。




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観劇No.47

パルコプロデュース「クレイジーハニー」

2011.8.20.sat パルコ劇場

★★★★☆












本谷有希子の新作であり、

長澤まさみ&リリー・フランキー初舞台である話題作。

フライヤーの長澤さんから漂うあばずれ感がとっても気になってました。

タイトルもタイトルなので期待大で拝見しました。

ま、本谷さんの舞台、たいがいクレイジーですけどもw



落ち目の女流作家ひろみ(長澤)と親友であるゲイの真貴ちゃん(リリー)の

ぐだぐだなトークショー、集まったファンは極わずか。

編集者の二見はコアなファンを集めて、新しい本の企画をしようとしていたのだった。


と、まずびっくりしたのは、長澤まさみさんの超人的スタイルの良さ!

び、美脚!!

歩き方、キレイ!!

マネキンが歩いてるのかと思いました。

過去、広末涼子さんを見た時、世の中にこんなに可愛い人がいるんだ!と感動したんですが、

それを超えるくらいの美脚インパクトでした。



ほんで相変わらず後味悪いなー本谷有希子。

大好きだわ。


今までの長澤まさみ像を完璧にぶっ壊した舞台です。

女流作家ひろみ、性格最悪。めんどくせー女。

愚痴、悪口、ファンに向かって「死ね」という暴言、

自分勝手にもほどがある、絶対に友達になりたくない女です。

(本谷さんの舞台、友達になりたくない人がたくさん出ます)


ひろみの思想には、同じく作家である本谷さんの思想が混じっているんでしょうね。

もちろん脚色してるでしょうけど。

勝手なイメージを押し付けてくるファンに対する怒りとか、

正直考えた事がなかったので、ちょっとぐさっときました。


作家、歌手、アイドル、俳優、そういう人たちは少なからず、

ひろみと同じ考えを持ってるのかもな。や、持ってるな。

そういうリスクがあってこその見られる側だとは思いますけどね。

え。


リリーさんは凄いな。上手い。

イラストレーター&作家であの演技力はなんなの?

豊かな人だ。

めんどくせーひろみといつも一緒にいる真貴ちゃん。

なんでそこまでして一緒にいるんだ。

たくさんたくさん嫌なものを見て来たんだろうなぁ真貴ちゃんは。

だからあんなに達観してるんだ。

ファンたちを見る真貴ちゃんのガラス玉のような目、ヤバい。

リリーさんヤバい。

なんでできるのあんな目。

底が見えなくて恐ろしかった。


けど、最後、真貴ちゃんの弱さが見えた気がした。

それを笑い飛ばすひろみにびっくりした。

そして、なんだか究極の何かを見せられた気がして(何かはわからない)

うるうるしちゃった。


ひろみの泣き笑い、あれは凄かった。

長澤まさみのあれはすげーよ。

ぞくぞくしたよ。



















観劇No.42

タテヨコ企画「すくすく」2011.7.3.sun

★★☆☆☆















ごめんなさい…


あのね…


あんまりね…


内容の感想が出てこないのこれーーー(泣)



というのも、節電の影響で劇場の冷房が効いておらず、

中身より会場の暑さしか印象にないのだ…

こればっかりはしょうがないわけですが、とにかく、


集中力が暑さに負けた…


これにつきます。


直、受け取るべきものを受け取りきれなかったというか…



再演というからには、初演の評判が良かったり、要望が多かったりと、

思い入れのあるお話なんだと思います。

それが暑さに負けてしまうなんて…

悔しいことです。


観劇環境って想像以上に大切なんですね。

いい経験でした。


あ、主演の女性の方、リアリティがあって、何度もドキッとさせられましたよ。



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観劇No.43

B×b「FRONT LINE mission 1:CHILD PLAY」 2011.7.2.sat

★★★★☆














コラボ熱が冷めやらないbpmさんが次なる相方に選んだのは、

エンタテインメント・ダンス・ユニット Bugs Under Groove

安室ちゃんやAYUなどの有名アーティストの振り付けを担当する凄腕ダンサー集団とな。

AND ENDRESSとコラボしたばかりだというのに、勢いに圧倒されますね!


一癖も二癖もあるホテルマンたちが働くホテル ベルフォレストが舞台。

ホテルマンたちが毎回かわるゲストと織りなす、

海外ドラマのようなシットコムの第1弾です。

浅沼さんお得意のバリッバリのシチュエーションコメディですね。



ホテル ベルフォレストの新米フロントクラークの日野は、

普通過ぎるくらい普通の男。

支配人はじめ、先輩フロントクラーク、ベルボーイ、コンセルジュ、

セキュリティ、ハウスキーパー、シェフにいたるまで、

問題ある従業員たちに振り回される毎日です。


ある日、このホテルに有名子役とそのマネージャーが宿泊します。

わがままの限りをつくす有名子役にホテルマンたちはどう対処するのでしょーか?


というはなし。


面白かった!これにつきる!


息つく暇もなくぽんぽん飛び出すセリフに、ドタバタ動き回る役者、

どっかんどっかん巻き起こる笑いの渦。

しかしそこはかとなく漂う品の良さ。

ラストはちょこっとほっこり、いい話。

浅沼さんのコメディの特徴ですね。


「自分の食べたいものがないからコックになった」という

食にどん欲なシェフのリナちゃんが印象的。

大きな身体で乱暴な言葉遣い、歯に衣着せぬ言動は怖くもあるんだけど、

実はとっても優しい人物なんだってことがわかります。

リナちゃん、大好きになってしまった。

友達になりたい…


そして鐘森支配人!

なんなのこのバカ!愛おしいほどのバカ!かっこいいのにバカ!

なんだよそのドヤ顔!ドヤ顔なのにバカ!

こんな支配人がいるホテル、めちゃ泊まりたいよ。


難しいことはいらない。

お腹抱えて笑える幸せを届けてくれる。

それがbpmなんですよね。LOVE。


「mission 1」ということは、2、3と続くってことでしょうかね。

いや、続けてもらなわいと困ります。

ラストシーンのハウスキーパーの電話、あれはなんだったのか…


「mission 2」、期待してます!!



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観劇No.44

X-QUEST「ムサ×コジ」2011.7.23.sat

★★★☆☆









嘆美なお兄さんたちがバトル!踊る!で有名(?)なクエストさん。

今回のモチーフはあの武蔵と小次郎の巌流島の戦いです。

が、そこはクエストさん。

一筋縄ではいきませんよね~(笑)

武蔵像も小次郎像も敵像もオリジナリティあふれすぎちゃて、

お祭り騒ぎでしたよ。



巌流島で決闘の時を待つ小次郎、一向に現れない武蔵。

そのうちに武蔵と小次郎の分身などなどが現れ、入り乱れての大乱闘!


ストーリーはあるようでない!

ないようである!

なんなの!(笑)


まー私、クエストさんにストーリーは求めていません。

ビジュアル系の衣装を着た嘆美な役者たちが、

体力の限界まで暴れ回る、その様が見たいのです!

いい大人がバカやるところが見たいのです!


殺陣、ダンスと暴れ回るあきらかに自分より10は年上の役者たちをふえ~っと眺めつつ、

その身体能力に尊敬すら抱きました。


今回のお気に入りは、高田さんのナルシストな小次郎。

ナルシストを演じさせたら右に出るものはいないんじゃないでしょうかこの人。

普段からあれだったら本気でアレですね!高田さんね!


あとは沖野晃司さんの台本なんだかアドリブなんだかわかんない芝居が好きでした。

台本かなー?

台本だったとしたら、アドリブ風のセリフまわしが上手いな〜。


ラスト好きでしたね。

時を経ても喧嘩上等の武蔵と小次郎。

なんともお茶目な幕でしたよ。