2012年10月19日金曜日

「ユニフォームはブルーのTシャツ」 vol.35











-東京ちゃん(とうきょうちゃん、英語表記:Tokyo chan)は、
 東京に行ってええかっこをしている人に対するジェラシーと
 地元を捨てたことに対する軽蔑を込めた上京した人のことを称する関西弁である。-
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先日、銀座のアップルストアに行った。

ストアのスタッフは
みんな青いTシャツを着ている。











↑こんな感じ

なかには外国人のスタッフもいるが、
大体は留学経験がありそうな
ちょっとワケありの邦人スタッフが
下の名前を書いたIDを首からさげ

日本人どうしで

「TAKAKO」

「Hi!KAZU
  Long time no see.」


などと会話している様子に
寒さを感じる。


「シャトル」と呼ばれる
ガラス張りのエレベーターを
降りたことろに立っているスタッフも


「Genius Bar」と名乗る
修理相談コーナーにいる
兄ちゃんも、
みんな青いTシャツを着ている。










しかし、

なんで青いTシャツなんやろ?

海外のApple Storeは
どうやったっけ

と思ったが
やっぱり青だ。














このユニフォーム、

どっかで見たことあるな~





と思っていたら、

この間

わかった!!


















麻布十番商店街にある
有名店!

あべちゃん










いつも大繁盛の
やきとん屋さん















青いTシャツの人が
いっぱい!






アップルストア×あべちゃん

青ユニフォーム完全同期!


一緒にサッカー日本代表戦
応援行ったら

ええな。

2012年9月11日火曜日

親鸞 ー SHINRAN ー


※文科省非公認
三度の飯よりも歴史が好きな、本の虫ならぬ歴史の虫。
勝手な解釈で、歴史をカジュアルにお届けします。
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夏も終わりにさしかかる今日この頃ですが、
今回注目するのは、この人。


親鸞。




この上記の屏風絵は、昨年、親鸞七百五十回忌にあたり、
「スラムダンク」、「バガボンド」で知られる井上雄彦氏が、
正式に東本願寺からの依頼を受け制作した屏風絵です。
(画像をクリックすると拡大します)

※概要はこちら→『親鸞屏風』


お名前はなんとなく聞いたことがあると思いますが、
仏教の宗派のひとつである『浄土真宗』を開いたお方。

日本で一番多い宗派が、『浄土真宗』だと言われています。
法事のときに自分の宗派を初めて知ったりするものですが。


仏教の宗派といえば、この他にも、
天台宗(開祖:最澄)、真言宗(空海)、浄土宗(法然)
などなど、たくさんあります。

その中でも、特に日本人に人気があるのが、
『浄土真宗』(親鸞)だと言われています。

あと、これはTVでみたのですが、
不景気になるとなぜか“親鸞ブーム”が起きるそうです。
ここ数年、「親鸞」の関連本もたくさん出版されてますよね。
(五木寛之さんの「親鸞」も大ヒット!)















その人気はどこから来るのでしょうか。


まず、親鸞の『浄土真宗』を語る上で避けて通れないのが、
法然上人の『浄土宗』です。(いきなりややこしくてスミマセン!)
親鸞と法然上人。

このおふたりは切っても切れない関係です。
コンビで覚えてください。


(昨年、東博でもこのふたりの企画展が開催されました)

かいつまんで言いますと、
師匠である法然上人のもとにいた親鸞が、
『浄土宗』より“真(まこと)”へ行くという宗派、
『浄土真宗』という新しい宗派を立ち上げました。

ちなみに、後の時代になると、「真」というのが、
何をもって「真」なのかという意見があり、
『浄土宗』の側からは『浄土真宗』のことを
『一向宗』と呼んだりするそうです。


それでは、当時の時代背景ですが、
時は、鎌倉時代。

国中で飢饉や疫病が発生し、
庶民の暮らしは地獄のようでした。

一般ピープルは生きる希望をなくし、
暗い暗黒の時代が続いていました。

そして、この点も重要なのですが、
この時代の仏教というものは、
お寺にお布施や仏像などを寄進できる暮らしが豊かな人々、
いわゆる貴族や有力武士といった
ブルジョア階級の人たちだけの感じが強いものでした。


五重塔なんか、今でいう六本木ヒルズ?!
高層ビルならぬ富の象徴だったかも・・・
※あくまでも個人の推測です


とにかく、仏教というものが、
庶民からしてみると、
縁の薄いすごく高貴でインテリな存在だったのです。


そんなときに庶民の仏教として登場したのが、
この『浄土宗』&『浄土真宗』だったのです!

五木さんの著書「親鸞」にも書かれていますが、

仏教というものは、それまでずっと、
比叡山というお山の上のものという
庶民には極めて遠い存在だったのです。

そんな仏教が山を下りて街にやってきたのです。


法然上人も親鸞も、
ブルジョアだけのためになっている
現状の仏教のあり方に疑問をもっていたからです。

ちなみに、ふたりはそのまま行けば、
エリート街道まっしぐらの超エリートお坊様だったのですが、
その道を捨てて庶民のための布教という道を選ぶのです。

そのあたりの説明はこの名作をどうぞ!(伝え方がうまい!)

↓↓↓

「これいうなれば、鎌倉時代のフリー宣言、ですか。」
※CMから引用




この法然上人がきっかけとなり、
仏教は庶民へと広がっていきます。

そんな偉大なる師匠の教えを、
さらに庶民のものにするために、
親鸞は自らの解釈で『浄土真宗』を広めます。
すごい挑戦です。

(こちらが教科書で習う、親鸞の肖像画)


親鸞はこう言います。

「ホントのこと言うと、師匠(法然上人)が言うような念仏すら唱えなくていいんだよ。

念仏よりも大事なことは、阿弥陀如来様を信じる心ってこと。

念仏を一生懸命唱えるよりも、純粋に信じることを大切にした方が救われるんじゃないかな。

という考え方です。

信心さえあれば何にも必要ない(信心為本)、

というわけで、通販の宣伝文句ようになりますが、
『浄土真宗』はだれでも、いつでも、はじめられる!
仏教になったのです。


念仏を唱える教材も場所すら要らない。
この革新的な教えが、さらに庶民の間で大流行を起こします。


(しかし、革新過ぎて既存権力から親鸞聖人は都を追われます。
その流罪先の新潟や関東で布教活動に精進します)


「大切なのは、本質をみること」

派手な法衣やしきたり。
広大なお寺などを良しとしなかった親鸞。

この姿勢こそが、
現代の社会に受け入れられている理由なのではないかと、
思うわけです。


以上、ざっとですが、
親鸞の『浄土真宗』のことカンタンに説明してみました!


宗派なんて気にするのは、
普通の人だと法事のときくらい。

でも、そんな仏教の宗派にもいろんな歴史があり、
いろんなドラマがあるのですね。

そういう視点でお寺巡りをすると、
これまた違うおもしろみがあるものです。


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余談になりますが、
親鸞の考えは今にもしっかり受け継がれています。

たとえば、『浄土真宗』の法事は、
他の宗派に比べるとあまり手がかからないそうです。

先日の法事のとき、叔母さんたちがこのことを話していました。
(ということは、他の宗派はそんなに大変なのか・・・)
※地域での違いもあります!

2012年8月20日月曜日

どこかできいてるクラシック⑧


ビートルズ第5のメンバーとも言われた
伝説的なプロデューサー、ジョージ・マーティン。
(ちなみにまだ在命です。)

彼は、デビュー前後の荒削りなビートルズに、
クラシックを聴かせることで、音楽的な素養を
身につけさせ、後の成功に導いたんだそうです。


どんなジャンルの音楽も、大ざっぱに言えば
メロディー・リズム・ハーモニー(コード)の
3要素からできている、という点に関しては一緒。

クラシックの時代に培われた音楽上のアイデアは、
現代のポップスにも使うことができます。


今回はそんな、ポピュラーミュージックの中に
生きているクラシック音楽的手法(の超代表例)
スポットを当てます。

何か面倒くさそうと、思わずにに…。
一部のヒットソングに共通する「パターン」が
わかります(たぶん)。


まずは、こちらの曲の冒頭をお聞きください。


日本ではなぜか卒業式などで使われている
(それゆえにクラシックアレルギーの原因のひとつになっている)
パッヘルベル作曲、「カノン」。



ヨハン・パッヘルベル(1653-1706)
彼に関する重要な資料の多くが第2次大戦で失われている。残念。


冒頭の「レ→ラ→シ→ファ♯→ソ→レ→ソ→ラ」
という美しい音階(コード進行)が有名ですが、

実はこれ、ただキレイなフレーズであるだけでなく、

「大逆循環」

と呼ばれる音楽上の一大発明なんです。


これに当てはめて曲を作れば、だいたいいい曲になる
という魔法のような(且つ麻薬のような)パターン。

その証拠に、いまのポピュラーミュージックでも
よく使われています。



いいですか、もう一度、上の動画の冒頭を聞いてから…


試しに↓この曲の00:21~を聞いてみて下さい。




気がつきましたか?




「涙の数だけ強くなれるよ~」というサビの裏で
ズーン、ズーン…と流れるベース音の進行が
大逆循環を刻んでいるのです。


↓では次に、この曲の00:24~。

ブッブッブッブッ…と8ビートを刻んでいる
ベース音が大逆循環になっています。
(サビの部分も同じコード進行です。)


他にも、↓この曲の00:09~の、ズンズン…というベース音。


↓この曲の00:28〜は、後半がちょっと曖昧ですが、
フレーズの前半はベースが大逆循環をなぞっています。


↓リズムを工夫して分かりにくくなっていますが、
01:33~のサビの部分のベース。


↓ライブ音源だから聞き取りにくいけど、00:02~のベース。


↓海外の有名どころでは、こちらの00:20~。



パッヘルベルがカノンを作らなかったら、
これらの名曲は生まれなかった…

とは、音楽史をよく知らないので言えないのですが、

400年以上前のアイデアが今の音楽に影響していると思うと、
パッヘルベルの偉大さをわかっていただけるのでは
ないかと思います。



それにしても、励まし系ソングには大逆循環が多い…。














観劇No.78
B×b「FRONT LINE misson3:Alien」
博品館劇場 2012.7.1.sun
★★★★★













「魔法使いがいるホテル」と称されるホテルベルフォレストを舞台に、
超個性的な従業員たちがゲストと共に巻き起こす
シチュエーションコメディシリーズの第3弾!

面白かったーーーーーー!!!

それ以外感想ないお☆ってくらい面白かった。


このシリーズの凄いなぁと思うところは、
回数を重ねるに従ってどんどん面白くなっていくことです。
レギュラーメンバーは役が定着して舞台上での自由度が増しており、
どこへピントを合わせても楽しめる。
みんななにかしら面白い動きをしてますw

今回から加わった新レギュラーのドアマン出口くんとハウスキーパー鷲尾くんは、
最初からいたんじゃないかと思わせる自然な存在感。

鷲尾くんは強烈なインパクトでもって登場。
レギュラーメンバーに食い込むためのやらかしキャラの設定がうまいし、
演じるチャボさんもうまい。てかうざい。けど愛せる。

逆に、水の様に馴染んでいた出口くん。
寒がりでドアの中に入ってきちゃうメンタル弱いドアマンって
これまたキャラ設定うまいなー。
幸薄そうな外見とは裏腹に、“サタデーナイトフォーバー”みたいな本名と
英語ペラッペラなところに完全にノックアウトされましたよ。

そして、今回のゲストは、
自称宇宙人アイドル役、人気声優井口裕香さん!
世界的ジャーナリスト役、ジョンソン・ハンコックさん!

井口さんはもうぱみゅぱみゅ。完全にぱみゅぱみゅ。
歌も踊りも表情もぱみゅぱみゅでした。
ジョンソンさんが急に日本語喋り出すってのはお約束ですけど、
それでもちょっと吹きましたね。お茶目でした。

笑いに笑って最後にはじ~んとして、そしてゾクッときて。
ジェットコースターみたいなFRONT LINE。
次回がなんと最終回だそう!

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観劇No.79
空想組曲「組曲『回廊』」
2012.7..sun
★★★★☆













ひとつの物語を軸に、短編がたくさん集まったオムニバス公演「回廊」。
繋がっていそうで独立しているようでもある物語は、
どれも異なるテイストで気持ちのいい長さ。

軸となるのは、時間軸のズレた男女が、重なり離れ、また重なる物語。
パラレルワールドラブストーリーです。
(説明がちょっと難しい…)

それぞれの生きる世界が、ふいに交わる時しか会えない二人。
惹かれあえど、永遠に交わっていられないもどかしさが切ない。
上質な映画を見たかのような気分になり、胸がいっぱいで泣けました。

男役は年齢ごとに演じる役者が変わっていくんですが、
女役は武藤晃子さんが幼少期から老人までを演じていました。
素敵でした。
武藤さんを見ていると、すっごく大きい、母みたいな愛を感じます。
優しさ、慈しみ、癒し。
素敵な女優さん!

そしてそして今回の楽しみにしてたのは、
どわい好きな小玉久仁子さんと日替わりゲストの葛木英さん!

前回のオムニバス公演で一人芝居をした小玉さんにぞっこんLOVEになりまして、
あの時みたいな小玉さんをまた観たい!と思っていたのです。

そしたら!

どんずばで!

例の小玉さんキターーーー!!!


今回はいままで観た事のないしっとりした大人な女性の一面も拝めて、
ますます大好きになりました。
小劇場界最強の吸引力のある女優さんだと思います。

葛木さんは、なんといっても声が素敵。
透明感があって色気があって、キレイ。
あの声とあの短編の猟奇的な世界観はぴったりでした。

満足満足。




2012年8月2日木曜日

「夏フェスとフェイスブック」 vol.34









-東京ちゃん(とうきょうちゃん、英語表記:Tokyo chan)は、
 東京に行ってええかっこをしている人に対するジェラシーと
 地元を捨てたことに対する軽蔑を込めた上京した人のことを称する関西弁である。-
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スカイツリーにダイバーシティー、

ヒカリエにOMOHARA、

お台場冒険王にガリタ食堂…


次から次へと新しいスポットが登場し、
毎週末おのぼり気分が味わえる街、東京。


そしてこの時期、
上京者の遊びゴコロを刺激することに長けた
ナイス街=東京のヤングバカが口走るキーワード

「夏フェス」。



サマソニにフジロック、

オーガスタキャンプにa-nation…


「フェスをオーガナイズするカフェ・プロデューサー」
っていうご職業の方がひときわ輝きを放つこの季節。


Facebookで友達を誘って
みんなで夏フェスへGo!

っていうウソみたいな企画を見て



こんなん、
ほんまにやってみる人おんのかなー?
と思ってたら


近いことしている人たちがおりまして、
今回はそのお話にします。


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とあるラーメン店のテーブル席。
大学時代の同級生らしき3人。
Facebookで連絡して集合した様子。











男:推定25才 高良○吾さん似
(男前だけど不器用で損してる感じ)













女1:推定25才 香○由宇さん似
(高良○吾さん似の男に狙われているけど
まだ彼女ではない。)













女2:推定26才 水原○子さん似
(メガネ。全体的に自由すぎる感じ)


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男:ねぇ、
      夏フェスとか行ってないの。


女2:行ってないから、行ってみたい!
        夏フェスって、なにやってんの?


女1:(iPhoneのバイブに気づき
           LINEのメッセージをチェック。
           その後ひっきりなしにメッセージが着信)

           いろいろやんじゃない、音楽聞きながら。


女2:なになにぃ~?


女1:夏、感じてんじゃない
        みんな。


男:あー俺も、
       フェス出てぇなー

       マジでミスチル
       メンバー募集しねぇかな。


女2:ミスチルに誰か入んの?


女1:(LINEをチェックしながら)
       この間あの子たちの夏フェス行ってる写真
       Facebook上がってんのみた?


男:おー、みたー。
      すげー楽しそうだった!

      あれなに、
      来てた人たちみんな付き合ってんの?


女1:ぜんぶは、
         そういうわけじゃないと思うけどね


男:付き合いたいよなー。
      夏だもんな。


女2:なに、
         あんたたち付き合ってなかったの?


女1:(LINEをチェック、するふり)


女2:なんだ、
         じゃ今度わたしとフェス行こうよ!


男:…ま、いいけど、
      どんな音楽聴くの?


女2:最近は、
      「ラジオヘッド」っての興味ある!


男:あー、
    「レディオヘッド」ね。


女1:(iPhoneでラジオヘッドを検索中)


女2:なんて曲がいい?


男:そうだなー、
       聴きやすいのは
    「OKコンピューター」かなー。


女1:わたしも聴いてみたい。


男:マジで、こんど持ってくるよ!
       いつがいい?


女2:ちょ、ちょっと、それ
         あたしが先に言ったんだけど!


女1:また連絡するから、
         Facebookで。



むむむむー。

なにこの
距離感、
バリア感!


話遠すぎ、
めんどくさっ。


ちなみに
上記のやりとりをざっくりと
関西弁に
翻訳してみました。


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男:なぁ、
行けへんの。


女2:行ってみたかってんわたし!
         行こ、行こっ!
         ほんであれ、なにやってんの?


女1:(iPhoneのバイブに気づきLINEのメッセージをチェック。
           その後ちょいちょいにメッセージが着信するけど
           全無視)

          ライブに決まってるやろ、基本。


女2:そしたらなんで東京の子らはフェスいうん?


女1:あいつらみんな田舎もんやからな、
        さびしいもん同士集まって、
        夏、感じてんねん、
        過ぎ去る季節を味わってるっちゅーかな、
        昼間っからビール飲んでな、
        それで、ええ感じになったらチューしたりして、
        男と女になってしもたりすんねん。

       そんなん含めてフェスっていうんちゃう。


男:あー俺も、
      ミート•ザ•ワールドビート出てみたいなー
      ウルフルズからメンバー入ってほしいって
      連絡こーへんかな。


女2:こーへんちゃう?
         きたら、それ理想的やけどな!
         ないわ、物理的に。


女1:(iPhoneをしまいながら)
         この間あの子ら
         バーベキューやってたんやって?
         写真あがってんの、みた?


男:おー、みたでぇー。
      あれなに来てた人たちみんな付き合ってんの?


女1:そんなわけないやん。

男:あー、彼女ほしいわ~。
      っちゅーか、
      このままやったら2012年
      俺の夏行ってまうっちゅーねん!


女2:なに、あんたら付き合ってへんかったん?


女1:ちょっとだけ。


女2:なんや、
         そしたら今度3人でミート•ザ•ワールドビート、
         世界のビートに会いに行こうや!


男:よっしゃ!
      ほんで最近どんな音楽聴いてんの?


女2:最近は、「ラジオヘッド」
         っちゅーの興味ある!


男:それ、
      「レディオヘッド」やろっ。


女1:「ラジオヘッド」と
         「レディオヘッド」って違うん?


女2:なんて曲がええのん?


男:そやなー、聴きやすいんは
     「OKコンピューター」ちゃうかなー。


女1:わたしも聴いてみたい。
         CD焼いてくれる~?


男:ホンマ!こんど持ってくるわ!
       いつがええ?


女2:ちょ、ちょっと、それ
        あたしが先に言うたんやんー!


女1:ほな、またメールするわ!

        わたし、
        Facebookってハーバードでもない
       東京のアホがやってるインターネット、
       キライやねん!



        あれ、早よなくなれへんかな…………。



このコンテンツは
東京弁=ノンフィクション
関西弁=フィクションです。