
三度の飯よりも歴史が好きな、本の虫ならぬ歴史の虫。
勝手な解釈で、歴史をカジュアルにお届けします。
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大寒波が直撃していたこの週末、真冬の京都に行っておりました。
(ホテルの客室から東山を望む。大文字焼きの跡が雪で浮き上がっています。)
なぜこんな寒い季節にわざわざ行っていたかというと、
ちょうど1年前の2月20日に京都で結婚式をしたもので、
1周年の結婚記念日に京都を訪れたと言うわけです。
そして、今回泊まったのが「京都ホテルオークラ」。
御池通に面し、京都市役所と鴨川に挟まれ、
三条へも四条へも烏丸へも歩いていける、観光には絶好の好立地な場所です。
そんなホテルですが、
一角にこんな像があるのを知っていますか。
長州藩士の桂小五郎像(後の木戸孝允)です。
「なんでこんな所に、桂小五郎の像があるの?」と、
奥さんがふと発したこの言葉で思い出したのですが・・・
実はこの京都ホテルオークラが建っているこの場所こそ、
幕末の京都を震え上がらせた長州藩邸跡地なのです!
つまりここには、
幕末の人気投票で坂本龍馬と並んで人気No.1を争う高杉晋作をはじめ、
幕末のヒーロー達が熱い議論を交わした貴重な場所なのです。
(長州藩士を代表する一人 高杉晋作)
「動けば雷電の如く」と伊藤博文が評しているように、幕末における革命戦士である。
※大河ドラマでは伊勢谷友介が熱演。
洒落者で芸事も達者でまさに伊勢谷友介そのもの。
奥さんは伊勢谷くんを目当てに「龍馬伝」を観ていました・・・
また、長州藩邸跡だけでなく、
四条河原町から三条河原町にかけてのこの辺りは、
土佐藩邸、加賀藩邸など超メジャー級の藩邸が連なっていたり、
新撰組の切り込み事件で有名な池田屋跡地や、
龍馬と中岡慎太郎が暗殺された近江屋跡地などがあるのです。
(マニアックな視点ではもっともっとたくさんありますが)
飲み屋街や歓楽街としてだけでなく、
歴史的な観点から見ても超スーパード級な一等地なのです。
ボクはこの辺りを歩くだけでテンションが上がります。
そして、ボクが京都でもうひとつ楽しみにしていること。
それは、自由気ままなお寺巡り。
気まますぎて写メを撮るのをすっかり忘れていましたので、
これくらいの画像しかありませんでしたが載せておきます。
(左:青蓮院門跡、右:建仁寺)
そして、もうひとつの楽しみ。
夜ご飯の後は鴨川沿いを散歩すること。
暑かろうが寒かろうが、必ず歩いてホテルに帰ります。
京都はだいたいどこでも歩いていけるのが魅力ですね。
(夜の鴨川から先斗町を望む)
今回、あらためて思ったこと。
真冬の京都は人が少なくていい!
おそらくまた一年後も行く予定です。
ではでは。
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