(↑タイトル、チャンナカ先生が作ってくれました。ありがとうございます。)
新聞を読んでいると、
ソフトバンクという会社について
不思議に思うことがあります。
いろんな事業の買収とか投資とかの話に
名前が出てくるけど、その資金は
どこから出てくるんだろう、とか。
いろんな値引きキャンペーンやら
何やらやってるけど、その資金は
どこから出てくるんだろう、とか
Yahoo!の看板掲げてるのに、
裏で動いてるサーチエンジンは
Googleのものらしいけど、
どんな交渉やってるんだろう、とか。
あれだけ官庁にたて突いたりしてるのに、
ホリ◯モンみたいに、社長が社会的に
抹殺されたりしないんだろうか、とか。
広告活動でも、不思議なもので、
最後発の携帯キャリアなのに、
最も長いシリーズ広告に成功している。
(お父さん犬は果たして何歳になったのか…)
まあ、それだけ、企画制作スタッフに
ジーニアスが揃ってるってことなんでしょうけど…。
今日はそのソフトバンクのCMに使われている
クラシックの曲について。
ちょっと昔ですが、
ソフトバンクがボーダフォンを
買収したばかりの頃のCM。
このCMで「予想外」という言葉が
ブレイクした記憶があります。
「ズーン、チャーン、ズーン、チャーン…」
と背後で鳴っている重厚な音楽。
映画やゲームのBGMのようでもありますが、
正体は、今はなきソ連の作曲家・プロコフィエフの
代表作であるバレエ組曲。
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953)
亡くなった日が偶然、スターリンと一緒。
タイトルは「ロミオとジュリエット」。
もちろんシェークスピアの有名な悲劇に基づいたもので、
中でもCMに使われたのはモンターギュー家と
キャピュレット家の対立を表す場面のものです。
曲も重いし、物語のエンディングも悲劇的だし、
企業を買収して新しくやり直す際のCMにしては
縁起がよくないと思うのですが、、
それもまた、「予想外」ということなんでしょうか。