
私、広告の仕事をしているのに、
気づくと見ている番組が
NHKばかり…。
(2番目はテレ東。。)
いいのか?
いいんです(たぶん)。
かつて子ども店長がちょんまげ
結って泣き叫んでいたのも、
ビジュアル系のボーカルを戦国武将に
仕立て、お茶の間に浸透させたのも、
韓流ブームのきっかけを作ったのも、
脳科学なる言葉を一般的にしたのも、
:
(中略)
:
NHKなんだから。
いわゆる業界のガリバーというか
パイオニアというか。
特にここ最近、NHKが作ったきっかけを
他のメディアや広告がキャッチアップして、
流行にしてしまうことが多い気がする。
規模も予算も出演者の数も圧倒的だし、
公共放送という立ち位置の違いはあるにしても、
メディアパワーの桁が違います。
NHKのドラマのロケ地になろうものなら、
大挙して観光客が押し寄せたり。
(「篤姫」のときは¥300億くらいの経済効果があったとか。)
というわけで、
仕事の会議で、よく、
「ヤフトピで取り上げられるようなアイデアを!」
という言葉を聞くのですが、
世間一般への影響力はNHKに
取り上げられた方があるだろうと思い、
使えるものは何でも使えの業界精神で
それを実現できたら、この世界では
スゴい武器になるだろうなと思った次第。
誰か挑戦してみればいいのにと思い。
(その方法を考えろと言われても、思いつかないけど。)
* * *
どうしてそんな小難しいことを
書いたかと言いますと、
「ゲゲゲの女房」のロケ地に
行ってまいりまして。
このドラマ、朝の連ドラにして久々に面白い。
タイトルがキャッチーだし、
漫画家の奥さんが主人公というのも新しいし。
話が幼稚じゃないし、かといって
変にややこしい人間関係も出てこないし。
安心して見られる。
しかし、その舞台の調布ですが。
普通の街でした、はい。
ドラマの前から、行政とかに協力していた
みたいで、お化け軍団の姿はあちこちで
見かけましたが。
特に「今が刈り取り時!」みたいな
ことはしていない雰囲気でした。
↓実際この軍団に見守られるのは嫌だ
↓入りにくい観光センター
↓お店が描かれたfゲゲゲシリーズのマンガがパネルになっている
↓お決まりの記念撮影スポット
変に観光っぽくなっていないので、
期待していくと、アレという感じですが。。
うまく現実の街に馴染んでいて
それはそれで落ち着いて歩けます。
調布と言えば関東屈指の古刹・深大寺。
ここもロケ地になっていましたが、
↓変な形の燭台
それよりも、その裏にある塔がスゴい。
↓わかりにくいですが、30mくらいあります
動物愛護家の団体が建立したもので、
ペットの長寿健康を願ったり、
いなくなったペットが戻ることを願ったり、
はたまたペットのお墓になるそうです。
卒塔婆?代わりにやたらに幟が
立っておりまして。
よく見ると施主名に有名人の名前が
たくさんありました(ペット愛)。
本当はこちらの話を書くつもり
だったのですが、観光!という
感じの場所ではなかったですね…。
(ペット飼っている人は、塔に行ってみるとご利益があるかも。)
それにしても、秋にNHKのドラマと
まったくお案じタイトルの映画が
やるのですが…
こんなNHKに便乗してばっかりで
世の中いいのでしょうか。。