
観劇No.12
X-QUEST(20anniversary)
「演戯王~king of player」
2010.6.19.sat 吉祥寺シアター
★★☆☆☆
〈あらすじなどはこちら〉http://x-quest.jp/stage/engioh/index.html
「エクスクエスト」って読みますよ。
20anniversaryって…20年やってるってことですよね?
うえ~すごい~。
そして演劇人の見た目年齢の若さたるや恐ろしい。
この舞台のウリは、「X-QUEST vs 20人の刺客」。
20周年を記念し、20の劇団から1人づつゲストを招くっていう企画です。
それって豪華~!
舞台上には約30人の役者が入り乱れ、てんやわんやでした。
いつも簡単にあらすじを書いてますけどね、
この舞台はえ~と…あらすじが…書けません…
なぜか?
ネタバレどうこうの話ではなく、まとめられないんです。
いろんなストーリーが入り乱れすぎて、
どのストーリーの誰にフォーカスを当てればいいのかコンランショッープ!
(でもあれはきっと繋がったストーリーなはず)
簡単に言うと、「混沌」。
30人の役者が演じるみごとなカオスでした。
断片で見ると面白かったんですけどね!
大人数でするダンスやアクションはとーてもかっこよくて迫力があったし、
観ていてわくわくしました。
個々のキャラクターは魅力的だから、
好きなキャラを愛でる楽しみも。(AKBの法則)
だからこそなんだかもったいない!
人が多すぎて飽和状態??
中盤からは、その広がった枝葉をどうやってまとめるんだろう?って心配に。
人種差別やカルト宗教やなんやかんや入り乱れ、
結局は男の子のゲーム?夢?脳内のなにか?
よくわからないまま終ってしまいました。
う~む。
結局、なんで「演戯王」?
大人数のキャラを動かすあの男の子がそれ?
役者さんたちはどう理解して演じていたのか興味深いです。
今回のように勢いでどわー!っとやる舞台も好きなんですけど、
やっぱり高い料金払うからには、
ちゃんとストーリーを観たいなって思ってしまうんですよね。
面白ければテーマなんて別になくてもいいと思うんですけど、
それでもやっぱり。
歳をとったのかな…………とってるけど。
あ、でも20周年のお祭りだからこれでいいのか!
と納得して、吉祥寺を後にしたのでした。
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