2011年3月25日金曜日

きんぱーちせんせぇーーーーーーーーい!!!










♪くれ〜なずむまちの〜〜〜 ひか〜りと かぜの〜〜なか・・・♬

わたし、この『贈る言葉』を、小学三年生の時、
転校しちゃう友達の送別会ではじめて歌いました。


あぁ、このとき担任の先生が 「最後に皆で○○ちゃんのために、この歌うたお♬」って
のんきな声で言いながら、歌詞が書いた紙を黒板に貼り出した時、 正直いや〜な予感がした・・・


それまではとても明るく振る舞っていたクラスの皆が
だんだん鼻をすするような音が聞こえだし。。

まあ、同じ市なんだけど、隣の小学校に転校しちゃう友達。
今思うと、全然会える距離なのに


・・・ 歌いながらみんな号泣。


先生、まるで金八先生の最終回みたいなことになってませんでした?
もしや、そうさせたかったのか!?



で、で、で〜〜〜〜〜
『金八先生』もついにファイナル!!!






髪、ながっ!!











32年間という長き年月をかけたこの名作ドラマも ついに


金八先生が定年退職ですって!

最終回はなんと4時間SP!(3月27日オンエア)












このドラマ、32年間って・・・。
私がよく見てたのは正直再放送のシーズン1とシーズン2(※海外ドラマ風に)。



特に印象的なのは

「腐ったミカン」で有名なシーズン2です。

知らない方、いる!?もしいたら
↑これを見てくれたし! 相当まにあっく。


今は亡き沖田浩之演じるちょい悪おぼっちゃま松浦と、
不良転校生(のちに更生する)加藤の
警察の護送車に連行されるシーンが有名ですよね。

それがこのシーン。↓

※ストーリーとしては、卒業式の前日。更生した加藤優(直江喜一)の元にか桜中学に転校するまで在籍していた 荒谷二中の仲間達がやってくる。仲間を警察に引き渡した教師どもへ報復してやりたい、 だから卒業式を集団ボイコットしてやる、 そのためにはかつて二中の番長だった加藤の力がどうしても必要だ、というのだ。 加藤を引き止めるクラスメイト、かつての仲間を見捨てる訳にもいかず迷う加藤…。 しかし加藤の心のなかで関係のない生徒や親にも迷惑が掛かる全員ボイコットではなく、 教師に謝らせたい奴が謝らせればいい話だとして、 自分が二中へ出向いて教師と話をつけることを決意する。 そして加藤優ら不良たちが教師陣に謝罪を要求。尻馬に乗って暴れる生徒も現れ、 校内は大混乱に陥っていた。駆けつけた金八(武田鉄矢)は 二中側が既に警察に通報したことを知り、「担任に説得もさせないうちに無茶苦茶な!」と憤る。 事態は切迫していた。ほどなく警察が到着。その姿を確認した加藤らは、話し合いを続行するために校長や 体罰教師・清水を連れて放送室に立てこもる。会話の様子は校内放送で流され、 加藤の正論による訴えは全校中の人間の知るところに。知らせを受けた加藤の母親や松浦の父親、 3Bのクラスメイトたちが二中へ駆けつけ、TVのニュースで事件を知った魑魅怒呂のメンバーも続々と集結する。 これ以上は待てないと実力行使に出ようとする警察、騒ぎを大きくしないでと懇願する君塚(赤木春恵)。 …そのとき、スピーカから「謝ります」という校長の声が。加藤たちはついに謝罪を勝ち取ったのだ。 しかし、全校生徒の喝采の中を引き上げる加藤らの前に、無情にも警察が待ち構える。 加藤や松浦悟(沖田浩之)は取り押さえられ手錠をはめられ 金八やクラスメイトたちの前で護送車に乗せられてゆくのだった。           



※ちなみに魑魅怒呂は暴走族の名前です。加藤が昔所属していた・・・。
さらにちなみに魑魅怒呂は、『ちみどろ』と読みますw


まあ、ゆーちゅーぶで見てみてくだせえ↓


あの中島みゆきのくら〜い歌が流れ出します、スローのシーン。
ちなみに曲名は「世情」。。。


後半部分が学生コーラス、これ、こわい。。。


めっちゃめっちゃインパクトあって鳥肌ものです。

それとこれ、本当に細かい演出ですな。
後ろにうつる加藤のお母さん、
護送車を追いかけて走るんだけど
途中でまず自分のポーチを落として、

・・・それでも走るんだけど、最後に届かなくて、
顔を押さえて泣き出します。




めっちゃ感動!! 泣けるや〜ん!!!


・・・しかし、なぜだろう。
その後の護送車がただ延々と一台だけ
遠回しに映されている映像。


これ、なんか、まぬけな感じが・・・ 緊張感がない。
なんだろう、笑いが。。。




あ、気を取り直してもう一つ。

見てみてくだせえ↓






この金八先生は、もう神がかっている!

すごい熱演の武田鉄矢。


最後(8分17秒のところ)に加藤と松浦の二人を殴る演技はアドリブだとか。

だから後ろの荒谷二中の生徒役は驚いてるんですけど。

↓(※殴られた加藤と松浦の後ろでただただ驚くエキストラ)








泣けるな〜〜金八先生。

こんな先生、絶対いないんですけどね。






夜回り先生とかヤンキー先生とか

いろんな先生いたけど、結局は金八さんなんだよなあ。






ところで、加藤くん、最終回に出てましたが

今は・・・




こんな感じ。



いい感じで丸くなったね!









さらば金八先生!!!


さらにさらにちなみに加藤の腐ったミカンの答辞シーンは・・・
です。



2011年3月18日金曜日

「東京タワー曲がる」 vol.19









-東京ちゃん(とうきょうちゃん、英語表記:Tokyo chan)は、
東京に行ってええかっこをしている人に対するジェラシーと
地元を捨てたことに対する軽蔑を込めた上京した人のことを称する関西弁である。-
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先週の金曜日、
予想をはるかに超える
M9.0の大地震と大津波が東日本を襲った。

その影響で
東京タワーの先端が曲がってしまったらしく、
今朝、それが確認できるところまで行って
写真を撮ってきた。


↓これ



















↓ズーム




















↓わかりやすい写真


















アンテナが曲がったことにより、
一部地域でテレビの映りが悪くなっている場所も
あるそうだが、
この間行った、東麻布の居酒屋では
いままで見られなかったチャンネルが映るようになった
と喜んでいた。


がしかし、
テレビでは
1週間経ったいまも、

災害の痛ましい映像や
困窮を極める避難所の人々、
原発の事故対策、計画停電、
帰宅困難者、買い占め問題 など

逆L型のレイアウトで文字情報とともに
1日中やっていて、
AC♪~のサウンドロゴともあいまって
見ているだけで気がめいる。


夜になると、
節電で街中が真っ暗になり、
いつになったら元にもどるんやろ?
と考えてしまい、ますます気がめいる。



16年前、僕は震度7の
阪神・淡路大震災を経験した。

倒壊して瓦礫の山となった街、
爆弾が落ちたような街の中で
2週間、電気も水もなく
2ヶ月間、ガスもない生活をした。

実家もなくなり、
いろんなモノを失った。

建物がなくなると、
そこでの想い出も一緒になくなってしまう。

でも、
神戸の場合は、倒壊をまぬがれたビルも
あったため、
なんとか街のカタチはとどめることができたが
今回の東日本大震災で、東北の被災地は
地域ごと流されてしまっているので、
どのように復興していくのか
とても深刻な問題だと思う。


当時のことは、
思い出そうとしても、よく覚えていないことと
鮮明に覚えていることがある。


いちばん覚えているのが、

「人を救うのは、人しかいない。」

というコピーで
鮮烈に登場した
公共広告機構「阪神大震災・井戸水篇」のCM。



その後
さまざまなシリーズで展開し
被災した人を元気づけるメッセージを送り続けた。

(ちなみにこのCMは
 1995年のACCグランプリを獲りました)



べつにACのCMじゃなくても、
ふつうのCMでも、
できると思う。

人を元気にしたり、励ましたり、
気分がめいるのを、明るくしたり、
そんな広告を、毎日の仕事の中で
めざしていきたいと思う。

暗い街の人のこころも暖めることが
できるのがこの仕事だと思うから。











colum No.6 GANTZ


***30点/100点***

約20億円を投じたパート2への単なる予告編。
























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あらすじ


まったく就職が決まらない大学生の玄野(二宮和也)と、

彼の幼なじみで正義感の強い性格の加藤(松山ケンイチ)は、

電車にひかれて命を落としてしまう。

しかし、黒い謎の球体"GANTZ"が彼らを呼び出し、

"星人"と呼ばれる異形の敵との戦いを強いる。

加藤は争いを避けるが、玄野はサバイバルに身を投じることを決意する。


※Yahoo映画より引用

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ついに見てきました、ガンツ!!!



・・・っていってもガンツ知らない人は

「はぁ!?」って感じですよね。



ガンツは元々マンガが原作。

私も2/3くらいは読破しています。



マンガのストーリーは、



特に目立たない普通の高校生が、

ある日電車にひかれて命を落としたと思いきや、

目覚めると黒い球の置いてある部屋に。


そこに集められた人たちは、黒い球に敵を倒せとミッションを出され、

部屋に置いてある武器や黒いスーツを着て、

訳もわからず怪物と戦うことに。


どの怪物もバカ強く、そいつにやられると本当に死んでしまう。


しかし、倒すことが出来ればミッション終了。

活躍に応じて黒い球に採点をされ、100点をとれば生き返れる・・・


そして主人公の玄野は、

現実世界では全く目立たない存在だが

この世界でたぐいまれなる才能を発揮しはじめ・・・


といった

「のび太が銃をもったら急に強くなって、静香ちゃんに尊敬される」

みたいな感じです。



実際、マンガでは静香ちゃん的存在の人でてくるし・・・。



それは置いておいて・・・



このマンガ、面白いです。



○物語がどう収束するのか、分からない。


主人公がわけもわからず、怪物と戦い続けるのですが、

どうしてこんなことになっているのか、主人公も読者も全く謎のまま。


ただ毎回少しづつ、状況が変わっていく。


どうなるんだろう、この先・・・という期待感。


本当におわれるの、作者!?

ノープランじゃないの!?

これでしょぼい終わりだったらブログとか炎上するよ!?大丈夫!??


もはやこの期待感は、恐怖。



○多数の登場キャラクター。


登場人物がかなり多数いるのも、このマンガの特色。


現実世界で死んだ人がミッションに参加する、

という設定上、ミッション毎ごとに次々と人物が追加されます。


人物が加わるとストーリーが展開するので、

飽きずに読める!



○男心をくすぐる未来の武器。


でてくる武器もかなり刺激的。


中でもみんなが着ているこのスーツ。























筋力や精神力が向上することによって機能が発動。

その際スーツが盛り上がり、ムキムキになる。


カメハメ波をうつ亀仙人みたいになります。






















こうなると、岩を発泡スチロールのようにつぶす事ができたり、

自動車を上回るスピードで走ることができたり、

数十メートルも高くジャンプすることができる。


しかし一定の加負荷がかかると、

スーツが壊れてしまい機能を失ってしまう。



他にもすごい銃やら剣やらバイクやら・・・



理科大出身の僕にとっては、サイコー。



ヨドバシカメラで最新家電をみるようなこの高揚感。



たまりません。




・・・ってな感じで、ガンツ(原作)大好きなんですよ!僕。



しか~し、この映画ときたら・・・



いやいや、わかってますよ!



原作を超える映画がないってことくらいっ!



この映画の一番ダメなところ。



それは「観客を見ずに、ジャニさんの顔色を見てつくっていること。」



そこ二宮くんのカメラ目線いる?

そんなとこで二宮くんオンリーのシーンいる?



ファンが期待しているのは、

「マンガと違う形で、どう完結させるか!?」ということ。



2部作とはいえ、

その遍歴が全くみえないこの映画には、

終止イライラせざるを得ません。



全部で数十巻あるマンガの

4巻くらいまでしか進まないこのもどかしさ。



パート2まで続けて見ないと、

この映画の意味はファンにとって全くない。



これから見ようとしている方へ、おすすめの見方。



どうせパート2公開の前に、

日テレでパート1公開とかやると思うので、

それを見た後に見に行ってください!!!



※CGはよく出来ていましたよ!!!