2011年7月25日月曜日

「ホッピー」 vol.23








-東京ちゃん(とうきょうちゃん、英語表記:Tokyo chan)は、
東京に行ってええかっこをしている人に対するジェラシーと
地元を捨てたことに対する軽蔑を込めた上京した人のことを称する関西弁である。-
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絶対に飲まへんぞ!

ホッピー!


















いままで1回も飲んだことないけどね。



        (↓スミス)




















ホッピーとは、
[概要]Wikipadiaより

発売当時ビールが高嶺の花であったことから、
ビールの代用品の「焼酎割飲料」として爆発的に売れ、
合計3度のブームが発生している。

消費の主要エリアは
東京・神奈川・埼玉の一都二県で8割を占め、
2000年代後半以降も急速な販路規模拡大の意向はなく
関東圏を主体に地盤強化を築く展開を行うとしている。

業務用と家庭用の比率は6対4と業務用が多くなっており、
現在でも東京、特に京成電鉄沿線を中心とした下町および
その近辺の大衆居酒屋では、定番の飲み物である。
中央本線の東京~高尾間では全32駅すべての周辺に
ホッピーを扱う飲食店があるという。















そういえば、↑こんな「ちょうちん」よー見るわな。



(以下、東京弁で)

「すいませーん、
中(なか)おかわりもらえますー」


って絶対そんな注文せぇへんぞー!
















         (↓↑スミスの兄弟)
















関西じゃ売れへんぞー、ホッピー!


こんなん飲んでも、ぜんぜんハッピーになれへんやろ!!

新橋のサラリーマンになんかなれへんぞぉー!


おーーーっ!
(って誰に言うとんねん…。)


でも、
ちょっとおもしろいCMやってるみたい。




ホッピーさん、CMやらせてください!

そしたらホッピー飲みますから~。



2011年7月12日火曜日

初めての書道展







知り合いの知り合いが大きな書道展に

入賞したとのことで、
生まれて初めての書道展へ。

国立新美術館で開催されている
毎日書道展に行ってきました。


「書く」ものから「打つ」ものへ
文字のあり方が変わった時代に、
あくまで「書く」ことにこだわる
というのはどういうことなのか。

その情熱にニッチなものを感じつつ、
書道なんて中学校の授業以来やっていないので、
果たして理解できるのか不安だったのですが、

作品によって全く個性が違うので、
その形を追うだけでも結構楽しめました。

(意味は理解できませんでしたが…)


他の芸術とは違って撮影がOKらしく、
あちこちで写真を撮っている人が多数。

受賞した知り合いの知り合いも
撮りまくってました(自分も撮影)。

墨の飛び散りとか偶然による部分が大きいから、
パッと見て、真似して書けるものじゃない
からということでしょうか。










書道展→文字だけ→白と黒だけの世界


と思っていたら、金色だったり緑色だったり、
色んな形の文字が合ったりで意外と賑やか。










もはや字なのか絵なのかわからないものがあったり、































墨汁こぼしちゃったの?

というよう作品もあったり、
(紙のシワの付け方に意味があるとか)









伝統的な素材を使った、アヴァンギャルド。


ただ惜しむらくは、書道をやっている人が
スゴい!というもののスゴさが
今ひとつわからない。

どうしても過激?な作品の方に
目がいってしまいます。




この毎日書道展、いくつかの部門に別れて
いるそうなのですが、応募総数は3万5千作以上。

その内、入賞(入選?)するのは150作くらい。

確率0.4%とすると、その知り合いの知り合いは
結構すごい人なのだろうか。

他にも、その人の知り合いという書道家の人と
何人かお会いしたのですが、書道をやっている人は、
いかにも芸術家というニオイが全くないというか、
話していて心の安定感を感じるというか。

そこは芸「術」や書「術」ではなく、
書「道」ということなんでしょうか。

2011年7月11日月曜日

26










世界4大ファッションショー。


パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク。


中でも一番大きくシーズンに影響力があるのはパリ・コレクション。


いやいや、日本でも「東京コレクション」があるし、

パリに進出する日本人デザイナーも少なくないようだし、


オシャレなんじゃないの?けっこうイケてんじゃないの?日本。

と思っていたのですが、





実際のところ「東コレ」など



ほっっとんど



世界的には注目されてない、



という話を聞きました。やだーん。





もちろん遠い、動くお金が少ない、というのもあるけど

ファッション的に「相手にされていない」…と… 


どんなに慰め合っても、それが現実、と…。



こういう話はいろんな側面があるので

一概には言えないかもしれないけれど


嘘だとも思えません。




パリ、依然遠し!





そんな(どんな?)フランスへの想いを抱え

森美術館で開催中の「フレンチウィンドウ展」に足を運びました。




この展覧会はフランスで最も権威ある

現代美術コレクターの団体「ADIAF」が主催する

『マルセル・デュシャン賞』が10周年を迎え、

その記念としてこの賞のグランプリ受賞作家と

最終選考作家、賞の名前にもなっているデュシャン本人の作品を公開しています。


「ADIAF」はフランスの現代アートの魅力を

世界に広めるために作られた団体なので

フランスのナウいアートを、一気に見ることができるのです。


以下展示作品

↓clickで拡大↓






ミシュランが、アフロヘアの茶褐色に!

これはこれでかわいい。






無数のカギが付いた自転車。パンクまでさせてます。

フランスの自転車盗難の多さを皮肉った作品。

色が絶妙。







マグリットの作品みたいに

不思議な世界。

CGじゃなく、実写とのこと。一体どうやって…











写真作品。

人形のようにも人間のようにも見える。

異常な美しさ。









ピカピカに磨かれたヘルメット。

室内全域、観客も映りこむ。







天井はなにやらタイルで覆われて… 



下には丸い球体が転がっている。









よく見ると天井の映り込みが

ドクロになってます。ロック。









展示の終盤、タイトルのもとになった

デュシャンの代表作「フレッシュ・ウィンドウ」を

踏まえた作品。









ロケーションと相まって、ため息の出る美しさ。







フランスのアートコレクター宅を再現した部屋。
そこかしこに作品がごろごろ。

ほんとにこんなところに住んでるの??

ほんもののコレクター恐ろし!





まとめて見てくと、

なんとオシャレでユーモアの効いた作品が多いことか。


そしてこのバランス感覚、


日本人には遠いなあ。




いやいや日本には独自の〜で開き直ると

ケータイはじめ、ファッションの様についついガラパゴス進化してしまい、

いつまでも亜流でいてしまう。

世界の誰かが気づくまで知られないなんて

今の時代、寂しすぎる。

やっぱり本流を意識してないと、いけないわ。



ところで、この展覧会は現代美術をわかりやすく紹介している反面、

見る側を厳しく試している、そんな気もしました。



なぜなら、

20世紀の現代美術に最も影響を与えた作家

デュシャンが賞の名前だから。



デュシャンといえば… 




<泉>1917年作




便器を作品にした人… 



現代美術の始まりを作ったデュシャンを理解できるか否か、

フランス人コレクター達の究極の問いに緊張し、

そして、改めて襟元を正された気持ちでした。



参考資料、掲載写真…森美術館公式ブログより




2011年7月6日水曜日












観劇No.38

「PEACE MAKER~新撰組参上~」2011.6.3.fri

★★★★★









わたくし油断しておりました。

漫画原作でイケメンの大量出演が売り、みたいな舞台が

こんなに面白いなんてーーーーー!!!!


はぁはぁ…


面白すぎて2回も観に行っちゃったよ。

完璧に目からウロコが落ちました。


新撰組をモチーフにしております。

新撰組の舞台って教科書の再現が多いから、個人的に憎悪するほど面白くないんですけど、

これは大満足でした。


会場の東京ドームシティGロッソは、普段ヒーローショーが行われる舞台で、

エンターテイメントにはもってこい。


その大きな会場をフルに使ったオープニングシーンが

す・ば・ら・し・い!!


新撰組隊士と映像のコラボレーション!

これ、今はやりの3Dプロジェクションマッピングじゃあないですか!?

生身の人間と映像の敵との戦い!

飛び散る血で真っ赤に染まる劇場!


ギャー!かっくいいーーー!!!!!


もはやアクションアート。海外へ持っていっても通用しそうです。

これを思いついた演出家、天才。

人生史上、最も感激したオープニングでしたよ。


さて、のっけから素晴らしい演出に心を奪われたわけですが、

私の心をさらに奪っていった大泥棒がいましたよ。



土方歳三ーーーー!!



兼崎健太郎さんが演じた土方さんが素敵すぎた。

ぞっこんLOVEだっちゅーの。

兼崎さんはタッパあって殺陣がうまくて愉快でいい声!

なんて恵まれた役者さんなんでしょう。

ファンになってしまいました。

今一番会いたい人です。

兼崎さんでCM企画したいです。

フシギは兼崎さんを応援しています!キリッ


他のみなさんも、漫画原作だけあってすっとんきょーな出で立ちでしたが

キャラが立っててとっても良かった!

左之助と新八と吉田先生が良かったな~。

最後はもう泣きそうなくらい胸いっぱいでした。


私の新撰組舞台に対する嫌悪感と、漫画原作は面白くないというジンクスを

見事に打ち破ってくれたピースメーカー。

感謝の☆5つです!
















毎日暑いですね。アイスノン枕が重宝しているフシギです。

うも暑いと、いっそ南の島へ飛び、

浜辺のパラソルの下、極端に布地面積の少ない服を着て、

フローズンドリンクなど楽しみながら海を見てぼーっとしたいですね。


なーんてこと妄想しながらパピコを食べる毎日です。

じゃ、5月の感想からばじゅーんといきましょう。

5月て!



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観劇No.35

デフロスターズ「さよならバカヤロー!」2011.5.14.sat

★★★☆☆













面白かったこれ!

デフロスターズさんは映像制作を中心に活動しているユニットだそう。


舞台は宮崎。

電気工務店を営む父親が亡くなり3ヵ月。

それなりな規模の会社を継ぐために、東京から長男が帰って来た。

待ち構えるのは犬猿の仲の長女。

やる気の感じられない弟の姿に、ますます広がる姉弟の溝…

長男は勉強のため競合会社で働き始めるが、なにもかもがうまく行かない。

とうとう限界に達した長男は…


このダメダメな長男が友人に激似でして、複雑な観劇だったわけですが…(笑)

の会社を継ぐという重責に静かに静かに押しつぶされていく長男の

「いつでもアチラに行っちゃうよ感」は薄ら寒いものがありました。

人には向き不向きがやっぱりあるよな~なんて冷静に思ったり…

リアルでしたね。負の雰囲気が。


私がめちゃくちゃ気になったのが、友人の旦那さん役をやられた犬飼さん!

男前だと思うのですが、なんだろう…変!!

お客さんをお話から離さないのが素晴らしいし、

無駄にエネルギッシュなところが非常~にツボでした。

冷静な奥さんとのコンビも素敵だった。





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観劇No.36

春の日ボタン「空色ラジオ」2011.5.21.sat

★★☆☆☆











ほっこりコメディですね。

誰かを傷つけることない、優しい空気に包まれた舞台でした。


ローカルラジオ局の大人気番組「空色ラジオ」。

少人数のスタッフは今日も、音楽と思いを電波に乗せ、

熱心なラジオリスナーはせっせとメッセージを書く。

占いコーナーを任された占い師は花屋と出会って恋の予感を抱き、

劇団の脚本家はとんでもないラジオドラマの台本を売り込みに。

女性ディレクターの彼氏は一度も働いたことのないダメ男で、

風変わりな喫茶店で決意を新たにする。

ラジオがつなぐオムニバスコメディ。


です。


登場人物に悪人はなく、女のヒモをやっているダメ男ですら愛着を持ってしまいます。

これはもうファンタジーだね。メルヘンだね。

こんなに心の優しい人たちがどこにいんだよ…

と思ってしまう私は心が汚れちまったのかなぁ…


だもんで若干物足りない感はありましたが、

ここはそういう劇団だということで納得。



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5月の感想、まだ終わらない…

ちょっとしたらまたアゲるー!!