2011年7月12日火曜日

初めての書道展







知り合いの知り合いが大きな書道展に

入賞したとのことで、
生まれて初めての書道展へ。

国立新美術館で開催されている
毎日書道展に行ってきました。


「書く」ものから「打つ」ものへ
文字のあり方が変わった時代に、
あくまで「書く」ことにこだわる
というのはどういうことなのか。

その情熱にニッチなものを感じつつ、
書道なんて中学校の授業以来やっていないので、
果たして理解できるのか不安だったのですが、

作品によって全く個性が違うので、
その形を追うだけでも結構楽しめました。

(意味は理解できませんでしたが…)


他の芸術とは違って撮影がOKらしく、
あちこちで写真を撮っている人が多数。

受賞した知り合いの知り合いも
撮りまくってました(自分も撮影)。

墨の飛び散りとか偶然による部分が大きいから、
パッと見て、真似して書けるものじゃない
からということでしょうか。










書道展→文字だけ→白と黒だけの世界


と思っていたら、金色だったり緑色だったり、
色んな形の文字が合ったりで意外と賑やか。










もはや字なのか絵なのかわからないものがあったり、































墨汁こぼしちゃったの?

というよう作品もあったり、
(紙のシワの付け方に意味があるとか)









伝統的な素材を使った、アヴァンギャルド。


ただ惜しむらくは、書道をやっている人が
スゴい!というもののスゴさが
今ひとつわからない。

どうしても過激?な作品の方に
目がいってしまいます。




この毎日書道展、いくつかの部門に別れて
いるそうなのですが、応募総数は3万5千作以上。

その内、入賞(入選?)するのは150作くらい。

確率0.4%とすると、その知り合いの知り合いは
結構すごい人なのだろうか。

他にも、その人の知り合いという書道家の人と
何人かお会いしたのですが、書道をやっている人は、
いかにも芸術家というニオイが全くないというか、
話していて心の安定感を感じるというか。

そこは芸「術」や書「術」ではなく、
書「道」ということなんでしょうか。

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