2011年8月12日金曜日

すだれの効果



















ちり〜んと、風鈴の音が聞こえてきそうな
すだれのある風景。
(↑取り付け直後)



何をかくそう、私たちが働いている
オフィスの、現在の風景です。













節電が国家的課題になっているこの夏。

よく言えば風流・オーガニック・エコな
風景ですが、おしゃれかときかれると…。


ただ、さすが政府が使用を勧めているだけあって、
効果は確かにあります。

ないよりはマシ、という程度ですが、
それでも夕方になると西日で温室状態になる
窓際の暑さが少し軽くなった気がします。




…いや、気がしていました。



この和風ブラインド、
6月ぐらいに取り付けたのですが、

徐々にしかし確実に効果が薄れてきている、
感じがする。


インドより暑いインド人に言われた
日本の真夏の蒸し暑さには効かなかったのか、
と思って見にいってみると…


何だかベランダが明るい。
(↓今日撮った写真)
















よく見ると、すだれの中の葦がボロボロ。

途中で折れたところから日差しが
燦々と漏れまくっている。
















雨が降っても広げっぱなしにしていたせいで痛んだのか、
一本一本が痩せて、すき間が広くなったような…。



















これがすだれの効果低下の原因か…。


気軽に取り付けられて効果もある分、
メンテナンスも欠かせないようです。

2011年8月9日火曜日

27












今年も行ってまいりました。アートフェア。




本来の4月開催は、国際フォーラムが


被災者の方々の避難受け入れ施設になったため延期になり、



(それ自体はもちろん意義のある、当然のことですが)


右肩上がりだった観客数も減少になっちゃうかな、とか


やや心配しながら足を運んだのですが…




ん?


あの行列は、お隣の「相田みつを美術館」…?

みつをが今そんなに…?


一瞬本気でそう勘違いするほどの行列ができていました。























いやー、すごいな。いやいやすごい。こんなにたくさんの人が


アートを見たいと思っているなんて…泣。


ありがとう、みなさん。(誰目線か)



でもごめんなさい、


私には「招待券」という


なんともセレブなカードがあるので一足お先に…。



係員に向かって手刀切り走法。



「すみまっせん、招待券持ちなんですけ…」


「招待券の方も最後尾ならんでくださーい」


…お、おおう…





よく見るとみなさん、手に招待券…


招待券乱発してるの…?











30分後やっと入れました。


うーん、すごい人!人!人!


あついいいい。


作品、普通に多い~。


ぜんぜんいつも以上~~よかった~~~









今年は目を疑うものにけっこう出会いました。


まず、これ。


(CLICKで拡大できます)








…こんな人ごみで、


ついに見てはいけないものを見てしまったのかと思いました。

























これは、斬新な「椅子」だそうです…。


…座りたくない…


しかもよーく耳をすませると

「…ガタンゴトン、ガタンゴトン、…つぎはーにしにっぽりー…」

か細い声で山手線アナウンスしてるー。なぜー。




つぎ。

















本物の標本みたいですが、作品です。


小さい悪魔のひからびたのやドラゴンのひからびたのが額の中に。


丁寧に注釈には「発見場所、都内」とか。けっこう近場。



ギャラリー違いでアンディーウォーホールの作品が何点かありました。


(おそらく)直筆の作品は、1億5000万。値札、長っ。


ん~、すごく可愛くて素敵なんだけど

今日はやめとこうかしら的な顔で次のブースへ。





その他いいなと思った作品達

一番気に入った作品。











その次くらいに気に入った作品。






















かわいい陶器の作品達。

はさまれてます。









今っぽい足軽さん達。

左の方は、

チョコレートで出来た

甲冑着てますね。

かわいい。












以前ブログでも紹介した

今津景さん。

変わらず絵の中に

入り込んでしまうような

世界観で良いけど、

もっと遠近感ある方が好きかも。














インドの方の作品だったと思います。

(うろ覚え)

トゥーマッチ感がなんかいい!

熱い!

ブースの色が真っ青で絵が映える!













くずれ落ちるいくら。

静謐な日本画みたいです。









今年もお腹いっぱいな気持ちになれました。

そして今年も作品買えなかった…。ごめんなさい。



それにしても、アートフェアの行列を見て

ずいぶん昔聞いた話を思い出しました。


戦後間もない1946年、

奈良国立博物館で正倉院展の第一回目が開かれた時の話です。

まだ日本中、物資も交通機関も全然回復していないのに

遠方からも多くの人が宝物を見に押し寄せ、ものすごい行列をつくったそうです。

みんな食い入るように展示をみて解説を読んでまた次の宝物を見る…

美に飢え、敗戦で誇りを失いかけていた多くの人たちが

老人から若者まで全国各地から集まって

国宝に見入ったとききました。


正倉院展と違い、アートフェアはほとんどが現代美術作品ですが

(国宝クラスの古美術品も混じってはいますが)

今年、これだけ多くの人がアートを見にこられたというのは

何かみんな共通して思うところがあったのかもしれません。

(招待券はきっと延期になった関係でダブったからでしょう。…きっと。)



来年も無事に開催されますように。

そして来年は一つでいいから買えますように。

2011年8月4日木曜日










観劇No.40

RAGTIME S&D「NEW WORLD」2011.6.11.sat

★★★★☆





















AND ENDLESSとbpmのメンバーがコラボしたユニット、RAGTIME S&D。


西田大輔さん(AND ENDLESS)作・演出の「NEW WORLD」と、

浅沼晋太郎さん(bpm)作・演出の「ESORA」の豪華2作品を

俳優座劇場で観てきました。


2作品ともテーマは海賊。

同じテーマを2人はどう料理するのか!?



マチネは「NEW WORLD」観劇。


大航海時代、

“パンドラ”を狙う伝説の海賊ドン・ジョバンニを倒すために集まった5つの海賊団と、

彼らと行動を共にするメフィストと天使の、死をめぐる壮絶な物語。

ブルっとくるほど激しくカッコいい海賊ファンタジーでした。


話が複雑でストーリーを追うのに精一杯ではありますが、

船の上で暴れ回る海賊たちのアクションは圧巻!

生き生きと殺し合いをする彼らを観ていると、

漫画かアニメの世界に紛れ込んだかのような感覚に陥ります。

キャラクターがみーんな素敵でした。

特に5人の船長たちは、それぞれ強烈な魅力を放っています。


唯一の女船長アニーは強くて美しくて憧れてしまったし、

残虐なヘイワード船長は、凶暴さに隠したアニーへの想いと熱い魂が素敵でした。

新進気鋭の海賊団、ビクトリーノ船長の飄々とした雰囲気はルパンのようで浅沼さんに合っていたし、

最大人数のアフロ集団をまとめるマッコイ・ドントパーマ船長は愛らしい!

謎のウィリー船長は…西田さん悪!!(笑)


物語キーになるニケ演じるAKINAさんは小さい身体で動く動く!

メフィスト演じる村田さんは、あれ~こんなに色っぽかったかな?素敵!


なんといっても注目はドン・ジョバンニ演じる窪寺さん!

ジョニーデップを彷彿とさせる見事なうさんくささ!惚れた~!


他にも大好きなキャラクターが沢山いました。

ああ、わたしも海賊団に入りたい!


1回じゃわからないことがいっぱいあって、若干消化不良でしたが、

とっても楽しめました!





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観劇No.41

RAGTIME S&D「ESORA」2011.6.11.sat

★★★★★


ソワレは「ESORA」観劇。


「NEW WORLD」が荒々しく壮絶な海賊の死の物語とすれば、

「ESORA」は優しく繊細で希望あふれる生の物語。



もーーーーー素晴らしすぎた。


浅沼さんはメッセージを込めて物語を書くことをしないそうです。

でも3.11があって、私たちの「日常」が変わってしまって、

それで初めてメッセージを込めて物語を書いたそうです。


OPのソフィアが登場するシーンでそれを感じました。

至って普通のシーンでしたけど、いつもと雰囲気が違ったんです。

「浅沼さんが何か新しい事をやろうとしてる」っていう予感がしました。




15年ぶりに懐かしい港を訪れたソフィア。

迎えるオリバーは、昔話をはじめます。

彼女が港に住んでいた時のこと、

そして出て行っていった後に起こった出来事を。


花売りをしていたソフィアに恋していた本屋のバートンのこと。


港に不法停泊していたガイとリュックの兄妹のこと。


食堂のキャスリンと大工のブライアンのこと。


平和な港に突如やってきたギリアン率いる海賊たちのこと。


そうして起こった悲劇とバートンが最後に選んだこと。


それは小さくて大きな絵空事…。




とても繊細な中にぶっとんだ笑い満載なところはさすがの天才浅沼節!

キャラクターがホンットいいですよね。

バートンとガイ&リュックのとんちんかんなやりとりには爆笑!

海賊ギリアムがガイに自己紹介を邪魔されるのは大っ好きなシーンです。


物語は衝撃の事実を経て悲劇へと向かいます。

運命のいたずらに翻弄されるバートン。

彼の最後の選択は、村のみんなを笑顔にしました。


「花で人を笑顔にしたい」と語ったソフィアの願いをバートンは叶えます。


空へ向かうバートンのあの顔!


舞散る花びら!


「俺は空に絵を描いた。お前はどう生きる?」


わたしは泣きながら笑っていました。

バートンの言葉が胸に深く突き刺さり、息苦しくなりました。

あのメッセージは、生きてく限り私を戒めると思います。


今生きて浅沼さんの作品を観れる幸せに震えました。

ここ数年で1番の、

強く美しく悲しく優しいエンディングでした。

素晴らしかった!


大満足の5つ星です!












観劇No.39

ブルーヒップス「テオリ」2011.6.4.sat

★★★☆☆


ブルーヒップスは、

プラチナペーパースの堤さんが若手を集めて

不定期に活動するユニットです。

今回は短編3話のオムニバス。



1話「嗚呼、七日市高校定時制チアリーディング部」


チア部に胸きゅんするあたり年齢を感じてしまいますね

それはさておき、伝説のチアリーダーが出てくるんですけど、

スカートが短くてハラハラしっぱなし!

そして野球のボールが客席に落ちちゃうハプニングにドキドキしっぱなし!

とっさの判断でアドリブかました鶴さんに拍手!

最後の最後まで甘酸っぱい、かわいいお話でした。



2話「鋏」(はさみ) 


もし私がこの公演に出演するとしたら、これに出たい!

人殺しの長女の穏やかな狂気にゾクゾクし、家族の絆に涙しました。


途中、某夢の国のテンション高いテーマソングが流れるのですが、

物語と寄り添った時にホラーソングにしか聴こえない不思議。

幼さって狂気だわ。

笑いはなくとも面白い、大好きなお話でした。



3話「テオリ」


「鋏」で人殺し長女を演じた三枝さんが相当ぶっ壊れた演技してて、

なんじゃこの人は!って思いました。

面白すぎるでしょw


そして、1話をアドリブで乗り切った鶴さんが

持ち前の巨乳からケータイを取り出すってなにそれ!www

持ってくな~!

鶴さん要注意な女優さんです。


ラスト、小田島さんの「あ〜、今すっごい芝居したい気分!」

ってセリフがとーっても素敵でした!


わたしもしたい!!