
観劇No.14
Z団 「BARAGA鬼再演」
2010.8.7.sat 新宿スペースゼロ
★★☆☆☆
〈あらすじなどはこちら〉http://bam-boo.biz/z-dan/
以前知人が映画を観に行く時の秘訣を教えてくれました。
「期待するな。期待しなければがっかりすることもない」
なんという自己防衛でしょう。
でも納得できるし、映画以外にも反映できそう。
ということで、「BARAGA鬼再演」。
前回の「リバース・ヒストリカ」が面白かったので
期待しずぎで観に行きました。
再演と言うだけあって人気の舞台なんですね!
ブログで感想を読む限り、めちゃくちゃ評価が高い。
だから非常に言いにくいのですが…
3時間て長いですよね…
長野行って帰ってきちゃうよ!
良くまとめたな~と思うけど、
ところどころ現実に引き戻される部分があり、
集中力が持たなかったなぁ。
いくら面白くても飽きてしまう…
こんなこと書いたらファンに刺されるかも…
(個人の趣味だから!ね!?)
あらすじはこんな感じで↓
元治元年6月、過激な尊皇攘夷派が潜伏する池田屋を襲撃し、
一躍有名になった新選組。
その副長こそが幼少期にバラガキ(悪童)と言われた土方歳三である。
ある日、「お嬢」という女盗賊から没収した財布の中から
密書を発見する歳三。
驚くべき事に密書には先日、
参謀として破格の待遇で入隊した伊東甲子太郎の名前が記されてあった。
歳三の不安は的中する。
鉄の規則で統一された新選組に亀裂が生じる事件が発覚…
そしてその背後には薩摩藩の大物、大久保一蔵の影があった…。
士道を貫いたラストサムライ、土方歳三の熱い風雲録。
ど迫力のウルトラチャンバラエンターテイメント超大作!!
殺陣が素敵!
役者も素敵!
特に近藤局長ナイスキャラ!
(なぜ虚構の近藤さんは、どれもこれもボケキャラになっちゃのうか!?)
じいと弥太の交流も微笑ましい。
笑いと涙と感動がありました。
だからこそ、もうちょっとタイトなら観やすかったのに…くすん。
それに、新選組モチーフは難しいんです。
やり尽くされてるから。
彼らの歴史は教科書で知ってる、つまり、ネタバレしてるわけですよ。
だから飽きるんです。
「そこでそいつが…ほぉら死ぬよね!やっぱりね!」
みたいになるんですって!
そもそもあたいそんなに新選組ファンじゃないし!(爆)
とにかく、新選組に挑むからには、
相当のオリジナリティ&意外性が必要だと思うわけです。
誰がボケでツッコミでとか、そういうレベルの話ではないです。
いっそのこと、「るろうに剣心」くらいぶっ飛ぶべきです。
※個人的意見ですよ。芝居のジャンルにもよるので…
今まで観た新選組で心底面白いと思ったのは、ある劇団だけでした。
ずばぬけてました。
わたしはああいった、観たことのない物語が観たいのだなぁ…(再発見)
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