
諸々の準備が終わって
やっとこさ餅をつく作業に。
アナログな労働だけに力がいるのと、
餅を「つく」→運が「つく」
ということで、
一家総出、一族総動員、
ご近所さんまで駆り出します。
つき手と返し手を交代しながら
つきあがるまでだいたい10分くらい。
あっという間に米の粒が消え、
真っ白な餅に姿をかえていきます。
↓後ろで手を組んでいるのが地元で有名な餅つき名人。

つく時にポイントになるのが、
杵(きね)の持ち上げ方。
必要以上に持ち上げず、
体の前でコンパクトに上下させるのがコツです。
見ての通り、野球のバットやゴルフクラブと違って
杵の先端は打つ側と反対側で重さが非対称。
↓通販サイトから写真拝借

力を込めようと、バックスイングをつけると
↓
肩より後ろに持ち上げたところで杵の重心がブレる
↓
振り下ろそうとすると、はずみで先端が横を向く
↓
うまく力が伝わらなかったり、
臼のヘリを打ってしまったり
↓
なかなか餅にならなかったり、
木のクズが混ざったりして、
美味しくつけません。
それと、返し手を打たないように
よく見てないといけないですね。
(前に、従兄がこれで骨折した)
名人曰く、その他にもいろいろ細かい
流儀があるらしいのですが、
とにかく今年も正しくお餅がつけました。

つけた餅はみんなで食べたり
近所に配ったりして、
農村は新しい年を祝うというわけです。
正直、今回は体がキツかった。。
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