2012年1月10日火曜日

まっちゃま。








三度の飯よりも歴史が好きな、本の虫ならぬ歴史の虫。

勝手な解釈で、歴史をカジュアルにお届けします。


※記載の内容は史実とは異なる場合がございます。

 テレビの前のよい子は、絶対に参考にしないでください。

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明けましておめでとうございます。


皆様、お正月はのんびりできましたでしょうか。


前回のブログでも書きましたが、

ボクは帰省を利用して、

「坂の上の雲」の秋山兄弟で有名な“愛媛県松山市”に行ってきました~!



松山。


方言では「まっちゃま」と言ったりしますが、

漱石の小説“坊ちゃん”や“道後温泉"で知られる、四国では数少ない繁華街です。

街の中心部には路面電車走り、どことなくのどかな雰囲気が漂います。
















まずはじめに、


ドラマ「坂の上の雲」のオープニングにも登場する松山城へ!


ロープウェイかリフトで山頂を目指します。

山頂は以外と広々としています。













ちなみに、

このお城の創設者は、加藤嘉明。

秀吉に見出された武将で、賤ヶ岳の七本槍の一人です。

その後、徳川家康側に付き関ヶ原の戦いの戦功を認められ、

この地に赴任し松山と名付けたそうです。


この日は天気もよく、天守閣が青空によく映えます。












正岡子規も、こう詠んでいます。 「松山や 秋より高き 天守閣」


山頂の城内を1時間程歩いた後、城下にあるミュージアムに向かいます。
















正門には、明治時代の兵隊さんの格好をしたおじさんがいます。

一緒に撮る記念写真は、なぜか有料・・・。














正門を入るとすぐ。(設計は安藤忠雄)














館内は写真撮影不可でしたので、かいつまんで説明すると・・・


小説「坂の上の雲」の中から印象的なセリフやシーンを抜き出し、

当時の写真や図説を使って解説してくれる流れで進み、

最後に特別企画展で終わるという感じです。


ちなみにボクが訪れた時は、

「バルチック艦隊と真之」という企画展でした。



印象に残ったことだけ話しますと、



当時最強と言われていたバルチック艦隊の実態は、

水平の士気が低かったり、燃料問題や準備不足など問題が山積み。

本来の戦艦が揃っていなかったことなどもあったようです。



つまり、バルチック艦隊は、日本海に来た頃には心身ともにボロボロの状態。

それに対し、万全の体制を整えていた大日本帝国海軍。


だから、勝利できたということのようです。

ガチで戦って勝ったと言うことではないようですね。




改めて思いましたが、




歴史というものを、

当時の事情を知らずに結果論だけで、

ああだこうだ語ってはイケないものですね。


肝に銘じておきます・・・。



そんなこんなで、

年の瀬に明治の歴史にどっぷりと浸った一日でした。


「坂の上の雲ミュージアム」の印象は、展示物の派手さはない、

読み物中心のミュージアムという感じでした。

(あまり興味のない人には少々退屈かもしれません)



「坂の上に たなびく 一筋の雲」


を目指して、ボクも精進していこうと、

2012年の抱負を胸に松山をあとにしました。


それでは、本年も宜しくお願いします!

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