
こんにちは。
この時期になると、
髪の毛が波打ち際のワカメのようになって、
頭の面積が1.2倍になるキャリーです。
このブログでたぶん最ユルを誇る
ニッチ曜日・第2ターンは、
生まれてこのかたボクが思ってきたことから。
突然ですが、埼玉県出身の人には、悩みがあります。
(…とワタクシが勝ってに思っているだけ…?)
試しに、「埼玉」と聞くと、
何を思い浮かべるでしょうか?
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そう、埼玉県民には、他都道府県出身の人と
地元トークをしようにも、ネタがとても少ない。
名所や観光地
…埼玉にしかないものは、基本、ない。
グルメ
…神戸牛や佐藤錦のようなブランド力や、
讃岐うどんのような安定感、
水戸納豆のようなインパクトのあるものは、ない。
歴史的なモノ
…戦国時代に埼玉を統一した乱世の梟勇が現れるでもなく、
江戸時代を通して続いた大大名がいたわけでもなく。
古墳が結構あるのですが、奈良と比べたら勝てない。
記録
…日本でイチバン暑い(≠熱い)街といば熊谷(最高40.9℃)
ですが、そう言われても行きたくならない。
スポーツ
…西武ドームのある所沢へは埼玉の中心部からは行きづらい。
浦和の赤い悪魔・レッズも他都県のファンが結構多いので、
埼玉だけのものとはちょっと言いにくい。
方言
…年配の方にはちょっと訛る方もいますが、
ほぼ絶滅危惧種。
特に南部は転入してきた人が多いので、
言葉に誇りもこだわりもない。
東京に近い
…千葉や神奈川だって近いし、そもそも東京の魅力に
タダ乗りしているだけ。
そう言われると、工業・農業ともに盛んなのも、
人口が多いのも全て東京サンおかげです。
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うーん、ない。何もない。
むしろ、ないことがネタなのか?
人口も経済規模も日本有数なのに、
郷土自慢では胸を張れない県なわけです。
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しかしそんな、無個性を個性とする埼玉県に、
3年前、突如救世主が出現したのです。
その名も…
「鉄道博物館」(通称てっぱく)。
あれ、それが救世主?
と大半の人は思われるかもしれないが、
県民的には結構な話題だったんだ
知ってくれわかってくれ勘弁してくれ。
まあ、ここ数年流行の、オタクっぽいもので
街おこししようという類の一つです。
(埼玉は、常習犯。)
巷では、新型車両がデビューしたり引退する度に、
当の列車よりも「撮り鉄」の方々が話題になったり、
世間話ついでに鉄道の話で盛り上がる「ママ鉄」と
呼ばれるお母さん達が注目を集めている昨今。
そんな鉄道の車両をご神体のごとく祭った
博物館がいかなる場所で、どんな人に合うのか。
探訪してまいりました。
(続く)
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