
埼玉県の新名所、鉄道博物館にお邪魔しています。
* * *
前回から見ているヒストリーゾーンの車両たち。
事情によりこの後駆け足で回ることになって
しまったので、ここからはダイジェストで。
まず、蒸気機関車の実物大・解体新書。
↓このコーナー、全体的に証明が暗めなのでちょっと不気味。
たとえ機械でも、解剖図はちと気持ち悪い。
古い列車のイスに腰掛けたり(いいのか?)、
運転台を覗き込んだり。
普段は駅のホームの上から見ているのでわかりづらいけど、
電車は意外にデッカい(4mくらい)。
階段を登ると、一般人がここ以外では間近で目にすることは
おそらく一生の間にないであろうパンタグラフが…。
他にも、皇室専用車両なんかもあるので、
なかなか見応えがあります。
* * *
と、広大なヒストリーゾーンをどうにか見終えて2階へ。
↓建物自体もキレイで結構面白い。
日本の鉄道についての年表コーナーは流しつつ、
(ホントに年表が並んでいるだけなんだもん…)
鉄道博物館2つめ名物展示(と勝手に思っている)、
広大な鉄道模型のジオラマ展示へ。
写真だとわかりにくいですが、
幅が25mくらいあって、
その中を縦横に線路が走り、
鉄道模型が行き交っております。
見てる感じとしては、熱帯魚の水槽に近いです。
何も考えず、ボーッと楽しめる。
後ろに座席もあるので、歩き疲れたとき
休憩するのにちょうどいいかもです。
2階には、この他、鉄道が動く仕組みを
簡単な実験を通して学べるラーニングコーナーがあります。
(子どもしかいなかったのでヒヨった)
そして、ダッシュで3階へ。
この階は特に展示はないのですが、
休憩ラウンジの窓から新幹線の線路を
真横に臨むことができます。
これってなかなか貴重なことだそうで。
新幹線は、高架区間が多く、
しかも防音のために壁が高い。
だから高層ビルからでもない限り、
走行中の新幹線の姿を拝むことはなかなかできない。
撮り鉄の方には絶好の撮影ポイントなわけです。
(丁寧なことに、目の前を通る時間の目安表もある!)
そうこうしている間に、タイミング良く新幹線が!
思わずパチリッ!
…
…主役(新幹線)が小さいぞって…?
いや、さすが新幹線。
携帯電話のシャッタースピードでは
とらえられなかったのです(汗)
* * *
とここで、どうしレポートがこんなに駆け足なのか。
実は、この日、お昼まで別用があったので、
入館したのが4時近くだったのですが…
想像より広く、展示も多いので…
ここで、タイムアウトに…。
(閉館は6時)
鉄道博物館3つめの名物、運転シミュミレーター
(電車でGo!をもっとリアルにしたもの)と、ミニ列車運転は
体験できませんでした…。
ホームページで見た感じ、楽しそうだったので
ちょっと無念。
* * *
さて、博物館といえばミュージアムグッズ。
最後の最後にその博物館のセンスが問われる
グッズコーナーにおしゃれなお土産はあるかな~…
…あるかな~
…ん?
…
…ないな。。
少なくとも鉄道初心者の大人が
普段持って使えるのは、これくらいでしょうか。
かわいい色使いとキャラクターが表紙になった
ミニノート(A6サイズ)と、同じマークのボールペン。
日本語でも英語でもない言葉が書かれているのですが…、
コレ、実は日本のものじゃないのです。
(スウェーデン国鉄のグッズ)
他は、冷やかしで来た大人が持つにはちと恥ずかしく、
お土産にしても困られそうな感じ。
博物館の方には、もう少しグッズ開発に力を
入れていただきたいと思ったのでした。
* * *
鉄道博物館のお勧め度
独断と偏見にまみれた、
素人による素人のためのお勧めポイント。
今回もいってみよ〜。
・鉄道初心者の人:★★★
正統な展示の仕方で、鉄道ファンだけの
聖地という感じではないです。
体験運転のようなアトラクションも
あるので、女性でも結構楽しめる(?)
・カメラマンを志す人:★★★☆
携帯のカメラは暗いとピントが合わないので、
上の写真ではわかりにくいですが、色々試せそう。
ただし場内三脚禁止です。
・生まれ変わったら鉄道マンになりたい人:★★★★★
輪廻とは、現世のパッションとイマジネーションから
始まります、多分。
・埼玉県在住の人:★★★☆
おススメというか、行けば他県の人との
郷土トークに加われるのではないかと。
・ゴスロリファッションをたしなむ人:★★★★☆
皇室専用の御料車とか、レトロなものがいっぱい。
場内いい感じに暗いので写真撮影の背景にいいかも。
・夏休みの自由研究に毎年難儀する人:★★★☆
8月31日に行って、目についたことを入れ込めば
何とかなる!(たぶん)
・仕事に疲れた人:★★☆
平日に関わらずいたおじさま方が、
みんな目を輝かせていたので。
大人な子どもを癒す力がある?
・ビジネスで海外に行く人:★★★
以前、知人が日本の鉄道の話を海外の取引先に振られ、
答えられなくてガッカリされたらしいので。
・埼玉土産を探している人:★☆
上記の通り一般ウケしそうなオリジナルグッズは少ない。
子どもは喜ぶかとおもいます。
・新しいデートスポットを開拓しようとしている人:★★
それらしきカップルの姿もチラホラみましたが、
正直行く相手とタイミングを選ぶと思います。
付き合いたては行かない方がいいかも。
どっちかが鉄道に詳しいより、
2人とも詳しくない方が普通に楽しめるかと。
総じて、鉄道ファンの聖地という
感じではありませんでした。
トリビア的な面白い発見は特にないので、
そこが少しだけ物足りなかったですが、
見れて触れられて、一般の人にも楽しめる
博物館だと思います。
さて、次は何をしようか。
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