2010年6月24日木曜日

鉄道博物館2








埼玉県の新名所、鉄道博物館にお邪魔しています。



* * *


前回から見ているヒストリーゾーンの車両たち。

事情によりこの後駆け足で回ることになって
しまったので、ここからはダイジェストで。


まず、蒸気機関車の実物大・解体新書。

↓このコーナー、全体的に証明が暗めなのでちょっと不気味。












たとえ機械でも、解剖図はちと気持ち悪い。



古い列車のイスに腰掛けたり(いいのか?)、
















運転台を覗き込んだり。
















普段は駅のホームの上から見ているのでわかりづらいけど、
電車は意外にデッカい(4mくらい)。




















階段を登ると、一般人がここ以外では間近で目にすることは
おそらく一生の間にないであろうパンタグラフが…。













他にも、皇室専用車両なんかもあるので、
なかなか見応えがあります。













* * *


と、広大なヒストリーゾーンをどうにか見終えて2階へ。

↓建物自体もキレイで結構面白い。














日本の鉄道についての年表コーナーは流しつつ、
(ホントに年表が並んでいるだけなんだもん…)



鉄道博物館2つめ名物展示(と勝手に思っている)
広大な鉄道模型のジオラマ展示へ。














写真だとわかりにくいですが、
幅が25mくらいあって、
その中を縦横に線路が走り、
鉄道模型が行き交っております。


見てる感じとしては、熱帯魚の水槽に近いです。
何も考えず、ボーッと楽しめる。


後ろに座席もあるので、歩き疲れたとき
休憩するのにちょうどいいかもです。




2階には、この他、鉄道が動く仕組みを
簡単な実験を通して学べるラーニングコーナーがあります。
(子どもしかいなかったのでヒヨった)





そして、ダッシュで3階へ。

この階は特に展示はないのですが、
休憩ラウンジの窓から新幹線の線路を
真横に臨むことができます。


これってなかなか貴重なことだそうで。


新幹線は、高架区間が多く、
しかも防音のために壁が高い。

だから高層ビルからでもない限り、
走行中の新幹線の姿を拝むことはなかなかできない。


撮り鉄の方には絶好の撮影ポイントなわけです。
(丁寧なことに、目の前を通る時間の目安表もある!)



そうこうしている間に、タイミング良く新幹線が!


思わずパチリッ!


















…主役(新幹線)が小さいぞって…?




いや、さすが新幹線。

携帯電話のシャッタースピードでは
とらえられなかったのです(汗)



* * *



とここで、どうしレポートがこんなに駆け足なのか。


実は、この日、お昼まで別用があったので、
入館したのが4時近くだったのですが…



想像より広く、展示も多いので…



ここで、タイムアウトに…。
(閉館は6時)


鉄道博物館3つめの名物、運転シミュミレーター
(電車でGo!をもっとリアルにしたもの)と、ミニ列車運転は
体験できませんでした…。



ホームページで見た感じ、楽しそうだったので
ちょっと無念。


* * *


さて、博物館といえばミュージアムグッズ。


最後の最後にその博物館のセンスが問われる
グッズコーナーにおしゃれなお土産はあるかな~…



…あるかな~



…ん?







…ないな。。



少なくとも鉄道初心者の大人が
普段持って使えるのは、これくらいでしょうか。













かわいい色使いとキャラクターが表紙になった
ミニノート(A6サイズ)と、同じマークのボールペン。


日本語でも英語でもない言葉が書かれているのですが…、





コレ、実は日本のものじゃないのです。
(スウェーデン国鉄のグッズ)


他は、冷やかしで来た大人が持つにはちと恥ずかしく、
お土産にしても困られそうな感じ。



博物館の方には、もう少しグッズ開発に力を
入れていただきたいと思ったのでした。


* * *


鉄道博物館のお勧め度

独断と偏見にまみれた、
素人による素人のためのお勧めポイント。
今回もいってみよ〜。


・鉄道初心者の人:★★★
正統な展示の仕方で、鉄道ファンだけの
聖地という感じではないです。
体験運転のようなアトラクションも
あるので、女性でも結構楽しめる(?)


・カメラマンを志す人:★★★☆
携帯のカメラは暗いとピントが合わないので、
上の写真ではわかりにくいですが、色々試せそう。
ただし場内三脚禁止です。


・生まれ変わったら鉄道マンになりたい人:★★★★★
輪廻とは、現世のパッションとイマジネーションから
始まります、多分。


・埼玉県在住の人:★★★☆
おススメというか、行けば他県の人との
郷土トークに加われるのではないかと。


・ゴスロリファッションをたしなむ人:★★★★☆
皇室専用の御料車とか、レトロなものがいっぱい。
場内いい感じに暗いので写真撮影の背景にいいかも。


・夏休みの自由研究に毎年難儀する人:★★★☆
8月31日に行って、目についたことを入れ込めば
何とかなる!(たぶん)


・仕事に疲れた人:★★☆
平日に関わらずいたおじさま方が、
みんな目を輝かせていたので。
大人な子どもを癒す力がある?


・ビジネスで海外に行く人:★★★
以前、知人が日本の鉄道の話を海外の取引先に振られ、
答えられなくてガッカリされたらしいので。


・埼玉土産を探している人:★☆
上記の通り一般ウケしそうなオリジナルグッズは少ない。
子どもは喜ぶかとおもいます。


・新しいデートスポットを開拓しようとしている人:★★
それらしきカップルの姿もチラホラみましたが、
正直行く相手とタイミングを選ぶと思います。
付き合いたては行かない方がいいかも。
どっちかが鉄道に詳しいより、
2人とも詳しくない方が普通に楽しめるかと。



総じて、鉄道ファンの聖地という
感じではありませんでした。

トリビア的な面白い発見は特にないので、
そこが少しだけ物足りなかったですが、
見れて触れられて、一般の人にも楽しめる
博物館だと思います。




さて、次は何をしようか。

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