
3年前にオープンして、
既に入場者数が300万人を超えている
鉄道博物館@埼玉。
最初の1年で180万人ほどの人が訪れたそうですが、
日本最大(?)の東京国立博物館より多い。
各地の科学・技術関係の展示を行う専門博物館の
全国トータル来館者が年間1200万人ほどなので、
その15%を単館でたたき出しているわけです。
まあ、データだけ見るとスゴいのですが、
鉄道にそう詳しいわけでもなく、
見るより乗る方が好きな自分にとっては、どうか。
* * *
新宿から大宮まで、湘南新宿ラインで約25分。
ここで、新都市交通のニューシャトル(決して新しくはない)
に乗り換えて北へ。
ここまでは、車窓から見える景色は
都内とそう変わらないのですが、
大宮を出た途端、突然、視界が開けます。
前回、高尾に行ったときよりももっとあからさまに、
スパッと建物は低くなり、そして田畑が見えてくる。
都会と田舎の協会が見える…
さすが埼玉…。
と、のどかな景色にビビっている間に(約3分)
「鉄道博物館駅」に到着。
駅名もムダがないですが、立地にもムダがなく、
改札を出ると、すぐに重厚な柱の列が迎えてくれます。
↓駅前がすぐ博物館のファサードなので、雨の日も濡れません。
↓入り口の横には、機関車の首…ではなくトルソが鎮座。
思っていたよりは地味ですが、
無骨さに鉄道基地っぽいシズルを感じます。
入館証は、さすがJRの博物館というか、
Suicaと同じタッチ式ICカード。
↓入館料は大人1,000円、小中学生500円
駅からエントランスまで続く
ファサードがあまり高くないので、
建物もあまり大きくない気がしていたのですが、
入ったら、天井高っ!
以前、神田にあった交通博物館は、
色んな車両がはみ出さんばかりに並んでいた
印象があるので、余計に広く感じます。
↓エントランスホールは、現役車両の動態展示といったところ。
周囲のプチ田舎っぷりに感じていた一抹の萎えを
一瞬で払拭。いい感じです。
さて、ここを向かって右手に進んで、
古今の色々な車両を集めた
「ヒストリーゾーン」という展示エリアへ。
* * *
↓こんな感じで古い機関車が迎えてくれます。
平日の昼間に行ったので(サボりではない)、
ガラガラだったのですが、
中でも一番多いのは小さな子どもを連れたお母さん。
一緒に車両の中を見れないからか、
子どもを抱っこしている人が多いです。
(ベビーカー置き場がゾーンの入り口にある)
結構広いので、大変そう…。
…そして、
それと同じくらいの頻度でスーツ姿の男性が。
しかもグループで来ている人が多いので、
サボっているという感じではありません。
目をキラキラ、させて車両をご覧になっておいででした。
それにしてもナゼ?
* * *
設置されている車両の中には動くものも。
この機関車(C57)、1日に何回か…
ぐる~
~っと、回ります。
回るついでに
「ブア~~」
っと、気前よく汽笛も鳴らしてくれるのですが、
音量が本気なので、近くで聴くと耳がしんどい。
小さい子どもを連れて行くときは
準備が必要かもです。
(次へ)
0 件のコメント:
コメントを投稿