
道をあるいていたら、ふと、
アスファルトの隙間から生えている小さな花を見つけた。
たまにそういう経験すると、
ふっと数秒、気持ちがほぐれたりしませんか。
須田さんは信じられないくらい精密な木彫で
花や草木など自然物をつくり、
そういう何気ないシチュエーションを
数千倍ものパワーある空間に変えてしまう作家さんです。
作品はあまりにもさりげなさすぎて、
毎回「どこだ、どこだ」と探すのも楽しみの一つです。
そして作品を見つけた時の感動。
ホンモノの花や草だったら
「あらあら、こんなところに」程度にしか感じないかもしれない。
でも須田さんの生み出したものは、
その一輪がすごくドラマチックで、
主役で、美しくて、たくましくて、
出会えたことに心が打たれるほどの存在感なんです。
↓Clickで拡大↓
http://www.art-it.asia/u/admin_expht/zkN2EU6RHQhP9eZfKnOYから
「侘び寂び」のなんたるかもまともに語れないし、自信ないけど
通じるものがあるっつーか、一輪に宇宙がつまってるつうか…。
とにもかくにも、
森羅万象をぎゅうううううと濃縮させた
宝石のような作品に思えます。
実際にみてもらわないと分からないかもしれません。
500%おすすめします。
0 件のコメント:
コメントを投稿