2010年11月10日水曜日

お家で発掘調査 1時間目









え〜、毎回ネタフリが強引ではありますが。

まずは下の地図をご覧いただきたい!



















日本史の授業をマジメに受けていた
人なら見覚えがあるであろう。

縄文時代の関東平野の、
海岸線の地図でございます。

(この手の地図の関西版を見たことないんだけど、
関東と関西で教科書が違うのかしら?





縄文時代は、温暖化が叫ばれている
現代よりもさらに暖かかった時代。
(ムー大陸で産業革命が起きていたに違いない。)


南極やら北極やらの氷がジャージャー溶けて
東京湾は今より広く、海岸線は今より陸側にあり。

いまの東京の高級住宅地の大半は、
ゴカイや
ハマグリが巣食う残念な状態だった、
らしい。



だから、都心に高いビルを建てようと思って
ボーリングすると、貝や魚の化石が見つかったり。

高台にマンション立てようとしたら、
貝塚とか見つかって、調査で竣工が遅れて
業者さん涙目になっちゃったり。

するわけです。




現在の地面は過去の堆積の上にあるので
当然と言えば当然ですが、
東京なんかどこ掘っても何かしら出てくるらしく。


前に住んでいた駒込の近くでは、
大成建設が社員寮建作ろうと思ったら
古い住居跡が見つかったり。

三菱がマンション建設しようとしたら
津藩藤堂家の下屋敷跡だったらしく、
調査したら江戸時代の入れ歯なんて
珍しいものが見つかったり。

したそうです。


↓藤堂家の発掘跡。今は埋められてマンション建てられてます。















さて、最初の地図の中で拙宅が
どこにあるかと申しますと、

だいたい上部・真ん中・左寄りの
「古河」と書かれた辺りなのですが。



ちょうど縄文時代、
古東京湾の奥だったあたりですな。




で、縄文時代の海外線といえば、、


土器!

貝塚!


土偶!


甕棺!


竪穴式住居!


ナウマン象!



…テンションが強引すぎて
自分でもよく分かんないけど…


とにかく、掘ったら花咲か爺さん式に
男のロマンをくすぐる何かが
出てきそう!出てくるはず!




しかも、折よく!



我が家の広ーーーい敷地(※田舎の農家のため)内には、
竹細工用の竹やタケノコを
採るための竹やぶが、
かなり昔からありまして。



ちょうど古墳のように、そこだけ
思わせぶりに盛り上がっている!



家伝では曾祖父の祖父が今の土地に

移ってきたときにはもう竹林だったらしい。

つまり2世紀以上手つかずの場所!




「いや~ここは掘れば何かあるでしょ。
何か出てくるとしか、思えませんね。」
(武田埋蔵金を探してた頃の糸●重里さん風)



これは、冗談でも狂ってでも
掘ってみなければ!

(※本人としては、割とマジ。)



かくして私の独断偏見に満ちた発掘調査が
はじめられるのであった…。




…というと仰々しいですが、


実際は父親がその竹林を均して
畑地にすると言うので、、、


それに乗じて、
発掘(のマネゴト)を
してみることにした
のでございます。




ふう、毎度のごとく、前フリ長いな。

詳しい発掘体験は、明日書きます!


(続く、らしい)

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