
私が育った角川家。
おかん、おやじ、じいちゃん、ばあちゃん・・・
全員映画好き。
子供の頃、おかんにだっこされながら映画館に行く日々。
(私が泣いたら、映画館を出るというルールだったらしい。。。)
物心ついた時に連れて行かれた映画は「プラトーン」。
(私が幼稚園でその映画の話をしたところ、母は怒られたらしい。。。)
※プラトーンは、ベトナム戦争の映画。とても子供が見るものではない。
おじいちゃんの家にいくと、数々の映画VHSが並んでいる書斎へ行き、
「ランボー」「ダイ ハード」「トータル・リコ
ール」「バックトゥーザフューチャー」などを見ていた小学生時代。
角川春樹が逮捕されたときは、
「オマエの父ちゃん捕まった!」とイジられる時期もありました。
それでも映画好きは変わらず、
ターミネーター2を見たときは主人公の母親"サラ・コナー"が精神病院を抜け出すときに、
クリップで鍵を開けるシーンを見て、
夜な夜な家の玄関の鍵をクリップで開けようとする始末。
(結局あきませんでした。。。)
ホームアローンをみて、
泥棒撃退の仕掛けをつくろうと設計図をかいたこともありました。
(家に設置しようと相談するが、危険すぎるため許しを貰えず断念。)
文集に書いた将来の夢は、発明家。
ただし作るものは「次元転移装置(バックトゥーザフューチャーのタイムマシンの部品)」。
(やっぱり映画かっ!!!)
UCLA映画学科に本気で行こうと夢見た高校時代。
当時つきあっていた彼女との初デ
ートも映画。
(あれ?この情報はいらない?)
高校の卒業旅行は、ロサンゼルスに映画のロケ地巡りへ!
(※以下はそのときの写真)
「バックトゥーザフューチャー」でデロリア
ンがタイムスリップしたショッピングモール。
「バックトゥーザフューチャーPART3」の舞台になった場所(アリゾナ州 モニュメント・バレー)。
キアヌ・リーブス主演「SPEED」の舞台になったハイウェイ。
そんな人生映画一色(←ホンマにそうか?)の
角川が映画評論をします!
前置き、、、長っ!!!
タイトルは「角川映画」。
読み方は「すみかわえいが」です。
(「かどかわえいが」じゃないよ!)
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角川・・・・・
この文字は「かどかわ」と呼ぶのであると、国民の意識に植え付けたのは、
角川映画をはじめとする、角川コーポレーションのせいだと勝手に思っている私。
そのおかげで、出席をとられるとき、
「かどかわ」と呼ばれ続けてきました。
そのせめてもの抵抗で「すみかわえいが」と呼ぶ事にきめたのだった・・・。
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決めていることは一つ。
毎回書く映画コラムの最後に紹介した映画の「脚本分析シート」をなるべく載せること。
脚本分析シートとはこんなもの。
(スターウォーズのものです。)
脚本分析シートとは・・・
ハリウッド映画のシナリオライティングは大体、
「主人公の日常」→「主人公にとっての非日常」→「また日常にもどる」
という3幕で構成されています。
すなわち、
日常から非日常に入って、また日常にもどったとき、主人公がどう変わったか?
が映画の中で描かれます。
その転換部分の時間とできごとをメモったものが、脚本分析シート。
これをやっていくと、
どのくらいの時間に、どんな出来事がおこれば映画はおもしろくなる!
というのが分かるのです。
これを見てから映画をみると、
また別の視点で映画を楽しむ事もできます。
ただし、時間を計ったりするため
公開中の映画では分析シートが書けない場合もあるので、あしからず・・・
なるべく皆さんに分かる形で分析していくので、よろしくです。
前置きが長くなったので、今日はこの辺で。。。
次からじゃんじゃんコラムを載せて行きます!
(次回は約一ヶ月後。。。)